ご挨拶 『ぎふコーラ』
2020年に挑戦したぎふコーラ開発のクラウドファンディングでは、想像以上の皆さまにご支援頂き、ありがとうございました。
この夏2021年8月に、一般発売をスタートすることができました。
岐阜の文化を詰め込んだ、文化のコーラとしてお客様へと届けることが出来るようになり、僕たちメンバーも大変嬉しいのと同時に、より文化を守っていくために出来る事を考え、地域の皆さまと一緒に継承していきたいと思います。メンバー3人ぎふコーラを通して岐阜の魅力を発信し続けていきます!
ぎふコーラホームページ
(左からかおり、おさむ、とも)
今回はぎふコーラでなく、メンバー片山の飲食店移転に向けたプロジェクトです。
僕が取り組むのは、戦後から続いていた漬物屋さんの文化を継承し、商店街に新たな空間を作ります。
店主が体調が悪くなったことから、閉店せざるを得なくなった漬物屋さん。長年その場所は地域の方々に愛されている場所の一つでした。物件を探していた時、偶然の出会いで今日に繋がります。年内のオープンを目標に現在改装作業を進めており、飲食店と実はその中にマイクロ清涼飲料水製作所を作り、ぎふコーラ自社工場としてスタートします。
略歴
2018年岐阜で飲食店オープン。
2021年10月移転予定。
僕について
今年レベル30(30歳)になりました。生まれも育ちも岐阜。現在は山県市在住(ヤマガタシ)です。岐阜の大学卒業後、一度は飲食とは関係ない企業に就職しましたが、漠然と胸に秘めていた飲食店をやりたいという想いが諦めきれず、会社を約半年で辞め、飲食店の勉強のため約4年間東京で過ごしました。(東京生活、たくさんの方に叱咤激励を頂き、今の僕があります。)
そして2018年の11月1日に岐阜駅、玉宮地区で飲食店オープン。
2021年10月に柳ヶ瀬のとなり美殿町に移転し、NaturalBaseとしてリニューアルオープン予定。
飲食店をやっているとどんなお店なの?と必ず聞かれます。「オーガニックのお店」と答えていました。(わかりづらいとよく言われます笑、僕もそう思います笑)これからはみなさまが感じたようにお店を勝手に定義づけしてください。笑
なんで僕がオーガニック?と思う人もいるかも知れません。理由は大きく2つあります。今回は皆さんに僕の素顔を伝えたいと思っているので、こだわる理由を説明させてください。
①小学6年生のときに病気になりました。血液の癌です。
それまでは健康が当たり前で、少年野球で全力投球の日々でした。しかし病気になったことで健康が当たり前でないことや、当時入院先で自分より小さい子が苦しんいた姿は今でも脳裏に浮かびます。”食べたいものも食べれない苦しさやもどかしさ。”これらが今のお店でオーガニックを選ぶ一つの理由です。
病気を通じて一番に思ったことは、「食の分断を無くしたい。」
できるだけアレルギー対応、無添加、無農薬、気にする人もしない人も誰もが一緒の食卓を囲んで欲しいとお店では意識して、料理を提供しています。
② 母親の癌
東京から戻ってきたのは母の看病のためでした。それがなければ岐阜へ戻ってきたかわかりません。ぎふコーラもお店もなかったかも知れません。母が岐阜に戻るきっかけを与えてくれたのだと思っています。ただ1番大事な母親を救えなかった悔しさは消えません。母親は趣味で畑作業をよくしていました。そして戻った僕は、母が育てた野菜をお店で出すことが夢でした。しかしそれは叶いませんでした。
僕が畑を今やっている理由