▼ごあいさつ
初めまして。認定NPO法人REALE WORLDです。
私たちはサッカーを通して、子どもたちが希望を持って生きられる世界をつくるべく活動しています。
その一環として、途上国の子どもたちにサッカーシューズを届けるワールドフレンズプロジェクトを行っています。
今回、ケニアの子どもたちにシューズを寄付する資金を集めるため、クラウドファンディングを立ち上げました。
応援よろしくお願いします!
▼今回のプロジェクトとバックストーリー
私たちには、このプロジェクトをどうしても成功させたい理由があります。
確実にケニアの子どもたちにサッカーシューズを届けたいのです。
本来であれば、一年前に彼らの手に届いているはずでした。
2020年、ケニアでサッカーを通して子どもたちをサポートしているRuma Foundationの活動に賛同し、サッカーシューズを届けることになりました。
コロナ禍で現地に直接運ぶことは難しく、なんとか集めた募金で送ることにしました。
ただ、日数はかかりますが、NPOの活動資金では、船便で送るのがやっとでした。
一方、現地の子どもたちは大喜びでした。
サッカーシューズはとても高価で簡単に手に入らない憧れの品物だからです。
いわば、寄付してくれた人たちの想いと希望がたくさんつまった10個の宝箱。
彼らはキリンのように首を長くして、その箱が日本から届くのを待っていました。
ところが、いつまで経っても届きません。
なんと10箱すべて海の上で消えてしまったのです。
調査の結果、海賊に盗まれたのだろうとのことでした。
サッカーシューズは途上国では手に入りにくい高級品なので狙われやすいようです。
残念ながら、荷物が見つかる可能性はないだろうと知らされました。
ケニアの子どもたちの悲しみといったらありませんでした。
彼らにとって、サッカーシューズは夢であり、希望なのです。
その夢と希望が打ち砕かれてしまったこと。
寄付をしてくださった方たちの厚意を届けられなかったこと。
とても胸が痛みました。
とはいえ状況が状況のため、なすすべはありませんでした。
ところが一年後、新たな展開が訪れます。
ある日突然、一本の電話がかかってきました。
ケニアから5,000キロも離れた南アフリカの港で、レアーレワールドの荷物が見つかったというのです。
しかも10箱すべて。
これは奇跡的なことでした。
もしかしたら、箱に込められた想いがそれを可能にしたのかもしれません。
レアーレワールドのスタッフは、寄付してくださった方の気持ちも、サッカーシューズを本気で望んでいる相手の気持ちも大切にしています。
だから、本気で「希望の箱」と思って、毎回荷物を送っているのです!
しかし、残念ながら南アフリカからケニアへの輸送路がないとのこと。
長い時間と複雑な航路を経て、10個の箱は日本に戻ってきました。
でも、ここにあるべきものではありません。
善意から寄付してくださった方たちがいます。
はるか遠く離れたケニアの地に、サッカーシューズを待ち焦がれる子どもたちがいます。
みんなの想いを無駄にしたくありません。
今度こそ確実に届けたい。
そのためにも、10箱のサッカーシューズをケニアに航空便で送りたいのです。
けれども、二度目の送付であることに加え、航空便には費用がかかります。
そこで、このプロジェクトを立ち上げました。
思いやりから届けられるシューズは、受け取る子どもたちにやる気と希望を