全国の子どもたちに、安全安心な対面・参加型ワークショップ・コンサートを届けたい!
はじめまして!
音楽ワークショップ・アーティストおとみっく 坂本夏樹と桜井しおりです。
私たちは様々なコミュニティや人々を“音楽”で繋げるアーティストとして、
聴いて楽しむ音楽ではなく、「参加できる音楽」をモットーに、
音楽の知識がなくても楽しめるコンサート・ワークショップを多数制作・実施しています。
これまで親子向けを中心に全国各地、約200回を超える公演、
延べ1万人の方々へ音楽を届けてきました。
今回は、私たち「おとみっく」が新たにチャレンジする自主制作公演に皆様のお力添えをいただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。
皆様には、このクラウドファンディング・プロジェクトを通して「おとみっく」と、コロナ禍を生きる子どもたちへのプロジェクトにご参加いただけると嬉しいです。
結成は2012年。当時、私たちはまだ音楽大学の学生でした。
海外の音楽ワークショップに出会い、音楽の新たな一面に気付いた事がきっかけです。
神奈川県立音楽堂にて ©石田えり
初めて知り合った人たちと一緒に、
そこで覚えた歌を歌い、その場で生まれたリズムを奏でる・・・
言葉を交わさずして一体感が生まれ、新たなコミュニティが出来上がっていました。
音楽ワークショップに参加したことで、音楽は「聴く」だけじゃなく、
人と人を「繋げる」コミュニケーション・ツールになることを実体験したのです。
そこで出会った仲間たちで、「おとみっく」は誕生しました。
青葉区民センターフィリアホールにて
「誰でも参加できる音楽」「どこでも実施できる音楽」「一期一会でつくる音」がコンセプト。
私たちおとみっくのプログラムの特徴は、”ステージ”と”客席”という垣根をはずし、聴くだけではなく全身を使って参加できる、というものです。
おかげさまで、活動が途切れることなく、サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、フィリアホール等、多くの音楽ホールでの公演をご依頼いただき、
最近では、科学館とのコラボレーションプログラムや海外のオーケストラとの共同プロジェクトにも参加しています。
3人でスタートしたおとみっくも、現在10名のアーティストが所属し、制作・運営面で支えて下さる強力な仲間たちも増えました。
国や文化、障害といった垣根も越え、
新しいコミュニケーションの開拓に音楽ワークショップを普及させてきたと思っていた、
2020年の春…
誰もが予想しなかったこの状況。
ライブエンターテイメント公演は、軒並み中止・延期が続き、今も先が見えない状況です。
おとみっくも、 2020年3月から現在に至るまで、予定されていた多くのプログラムが中止・延期となっています。
私たちが一番大切にしていた、
“音楽でのコミュニケーション”。
近い距離で一緒に音楽を奏でるこれまでの方法では、感染予防の観点から実施が難しくなりました。
それならば、自分たちの手で新しい形のワークショップ・コンサートを考えれば良いではないか!!
私たちはまず手始めに、おうちでも楽しめるオンライン音楽ワークショップ・プロジェクトを立ち上げました。
2020年は、Zoomを使用した双方向オンライン・ワークショップや、YouTubeによる動画配信を積極的に行ってきました。
フレーベル館にて絵本と音楽のオンラインワークショップ
オンラインでの活動は、生の音をお届けできないもどかしさはありましたが、