【存続プロジェクト】創業110年「大盛うどん」の味を次の世代にも残したい!

【存続プロジェクト】創業110年「大盛うどん」の味を次の世代にも残したい!
「大盛うどん」は創業から110年にわたり、地元の皆様にご愛顧いただいて参りましたが、新型コロナウイルスの影響により、店舗営業は大幅に縮小。存続の危機に晒されています。うどんのネット販売に対応しつつ、伝統の味を守り続けられるよう、皆様のお力添えをいただけませんでしょうか。何卒よろしくお願いいたします。

はじめに・ご挨拶

初めまして、大盛うどんです。

この度、大盛うどん存続の窮地に際し、最後に何かできることはないかと思い、このプロジェクトを立ち上げるに至りました。長年通ってくださった地元宮崎の方々、今回初めて大盛うどんのことを知る県外の方々、その他たくさんの方々に “現在の大盛うどん” について知っていただけたらと思います。

最後までご一読いただけると幸いです。
「大盛うどん」とは?

大盛うどんは、大正2年より宮崎江平に店を構える老舗のうどん屋です。
創業から110年にわたり、地元の皆様にご愛顧いただき営業してまいりました。

写真は1945年終戦後、空襲で焼けてしまった店舗を現在の江平1丁目に移転し営業している様子です。

歴史ある当時の格子の窓枠は、令和になった現在の店舗にも使用しております。

昭和当時、学生が外食を許可された唯一の店として毎日たくさんの学生たちで賑わいました。

そして現在では、当時学生だったお客様がお子さん、お孫さんを連れてご来店してくださり、何代にも渡って語り継がれる老舗うどん屋として多くの方々に親しまれてきました。
本プロジェクトの背景

しかしながら皆様に長年愛されてきた大盛うどんは

新型コロナウイルスの影響により、現在存続の危機に瀕しています。

歴史ある当店のお客様の中には、ご高齢の方も多くいらっしゃいます。

そんなお客様にも安心して来店していただけるよう、席数を減らす、営業時間を短縮する等、感染拡大防止対策を徹底しながら営業してまいりました。

しかし、来店を自粛されるお客様も多いことから、店を開けるほどに赤字になるという大盛うどん創業以来の経営難に晒されています。

皆様が安心して店舗での食事ができる日まで、大盛うどんは当面の間テイクアウトのみの対応とし、店舗営業を休止することを決定いたしました。

そして、来たるその日まで伝統の味と従業員の雇用を守るために、店舗を中心とした営業形態から、オンライン販売中心の営業形態へ舵を切る必要があります。

この度は、うどんの製品化のための設備を整え、うどんのオンライン販売やスーパーでの販売に移行するために本プロジェクトを立ち上げました。

本件は既に、国の補助金等も申請していたのですが、審査に通らず資金調達の目処が立っていないのが現状です。他に手も考えにくい中で、藁をもつかむ想いでクラウドファンディング実施に至りました。

「店舗でのうどんの提供を続けて欲しい」とい意見もたくさんいただきました。

長年皆様に愛されてきたうどん屋ではありますが、コロナ禍を生き延びるためのオンライン販売が軌道に乗らなければ、その100年の歴史に幕を下ろさざるを得ない状況です。

ご理解、ご協力のほど宜しく御願い致します。
当店のうどんについて

当店のうどんは

いりこから出汁をとった醤油ベースの甘辛いだしと、コシの少ない柔らかく優しい麺が特徴であり、

「一度食べたら忘れられない味」として多くのお客様に親しまれてきました。

大盛うどんは安全性や品質にこだわり、材料を少しずつ改善しながら、長年うどんの味を守る努力を続けてきました。

だしに使ういりこは産地の異なる数種類のいりこを使用しています。

甘みのある伊吹島産・すっきりした味わいの佐伯・コクのある島の浦産の3種類のいりこをブレンドし、大盛うどん専用の醤油を合わせます。

甘い醤油がいりこの苦味や雑味を柔らかくすることで、大盛うどんの特徴である黒いだしが出来上がります。

またうどん麺は、だしに合うよう九州産の小麦粉