人吉市音声訳ボランティアさくらの会は、約30年にわたり、視覚障がい者の方に音声(CDやテープ)で、広報誌や社協頼り、声のたよりを届ける活動をしています。しかし、7月豪雨水害で視覚障がい者の事務局が被災し、視覚障がい者のみなさんに情報をお届けする機能がストップしてしまいました。クラウドファンディングで機材を調達するプロジェクトを開始します。みな様のご支援をお願い致します。
▼はじめに・ご挨拶
私たちは、長年にわたり視覚障害者の方に、音声で「広報人吉」「社協だより」「声のたより」を提供してきました。テープやCDに録音してお届けする活動です。
おかげさまで、平成29年には、厚生労働大臣賞を頂きました。
▼7月豪雨災害
しかし、令和2年7月豪雨で、人吉市は多大な被害を受け、青井阿蘇神社の通りにあった視覚障がい者の事務支局も全壊という被害を受けました。そして、ダビング用のカセットデッキ、デジタル編集、録音用のパソコンなどが流失してしまいました。
▼みなさまのお力添えをお願いします。このプロジェクトで実現したいこと
テープダビングのためのカセットデッキや、デジタル録音、デジタルCD制作用のパソコンを調達し、これまで視覚障がい者協会の事務局機能をさくらの会で整備士、視覚障がい者の方々にスムーズに情報をお届けする環境を整えたいと思います。
現在は、さくらの会の個人の古い機器を修理しながら流用などして工夫していますが、いつ壊れるかひやひやしながら対応しています。
このプロジェクトで機材環境を整え、これからも聞き取りやすく心の伝わる情報を視覚障害者の方々にお届けし続けたいと思います。
▼これまでの活動
さくらの会は、昭和57 年に市社会福祉協議会が設立した「人吉朗読の会」と、平成9年に発足した「対面朗読ボランティア さくらの会」が合併し平成10年に結成しました。
さくらの会では、カセットテープやCDに「広報ひとよし」や「社協だより」などの身近な情報を声に出して録音し、目の不自由な方に届けるボランティア活動を30年以上行っています。平成28年7月からは視覚障がい者の方だけでなく、寝たきりの方や入院している方などにも声の情報を届けるようになり、現在も“声の情報”を求める方に提供し続けています。
また、音声訳のほか、NHKのアナウンサーを招いての研修や、人吉球磨視覚障がい者福祉協会との交流などさまざまな形で目の不自由な方へのボランティアを続けています。近年は、録音する音声データのデジタル化に対応したいと会を挙げて勉強をしています。熊本点字図書館とも連携をしながら活動を進めております。
▼資金の使い道・実施スケジュール
* 資金は、下記の機器類の調達に活用させていただきます、
パソコン
レコーダー
消耗品(CD,テープなど)
ーー 合計20万円 ーーー
今後、クラウドファンディングの後、9月ころより機材を調達し、
活動に利用させていただきます。
* 実施スケジュールは
7月下旬〜8月末 :クラウドファンディング
9月〜: 機材を調達
10月〜: リターンの配送
▼リターンのご紹介
ご支援へのリターンは
1)音声データのサンプル(ご希望の方にテープやCDやデータにてお送りします)
音声データは、声の便り(季節折々の話題など)を録音したものを送ります。
2)活動をご支援いただいている地元企業の商品
馬場酢の新商品(馬場酢ミニボトル)200ml x 3本