はじめに・ご挨拶
皆様初めまして、千葉県八千代市で保護猫ボランティアをしています。同市の一軒家を活用し『モフモフの杜』開設の準備を進めています。しかしいつ終息するかわからない新型コロナウイルスの影響により進めるのが困難になりました。
このまま続けていくのは厳しい状況です。ご支援してくださる皆様のお力を貸してください。
コロナ渦という厳しい中、ご支援をお願いするのは誠に恐縮ではありますがどうぞよろしくお願いいたします。
千葉県八千代市の一軒家です。猫ちゃんや里親さん、ボランティア、子供たちが少しでも笑顔になれる場所にしたいと思っています。
このプロジェクトで実現したいこと
千葉県八千代市保護猫施設『モフモフの杜』
・行政(保健所等)、近隣の施設からお預かりした猫を里親が見つかるまで保護。
・不登校児や悩みのある児童達に施設を開放し猫の保護環境を学べる場として提供。
・行政、周辺の愛護団体と連携をとり、里親探しや譲渡会にて自分たちの力によって猫達の救える命を1匹でも多く増やしたい。
千葉県も不登校児や行き場のない児童達が増加傾向にあります。そのような児童達が前向きになれるように一緒に保護猫介護を通して支援。
プロジェクトをやろうと思った理由
去年、都内で開催されているある保護猫の譲渡会に行ってきました。驚いたのが里親希望の数がここ数か月で急激に増えたこと、1匹の保護猫に対し里親希望の方が20名ほどいたことです。
里親の条件も一軒家、マンション、独身、既婚、たばこを吸わないなど猫ちゃんのことを考えると当たり前かもしれませんが、率直な意見、敷居が高いと私は感じました。保護猫に対し里親希望の方が多いのです。結局、この譲渡会では里親になれませんでした。
譲渡会の存在もまだまだ一般の方の認知も少ないですし開催も足りません。
環境省発表の前年度(平成31年4月1日~令和2年3月31日)の保健所等で保護された猫ちゃんの数が 53,342頭。うち25,636頭が幸いにも里親へ譲渡されましたが、半数以上の27,108頭の猫が残念なことに殺処分されてしまいました。
一方で、昨今のペット業界はコロナ渦の影響でバブルと言われております。特に猫は販売する頭数が足りないから値段が上がる。高くても売れる。という現状をご存知でしょうか?
一般的にまだまだ、猫ちゃんはペットショップから買う。が通例だと思っています。
ペットを飼われている50%の方が保護猫の里親になることを知らない(一般社団法人ペットフード協会)というのが悲しいことに現実なのです。
『引き取り屋』ペットショップで売れ残った 犬猫の劣悪な環境2013年からの動物愛護法によりペットショップの売れ残りの犬猫の殺処分を自治体が拒否できるようになりました。その弊害として、ニュースで話題になっている、一部の悪質ペット屋と 『引き取り屋』が横行し死ぬまで狭いケージの中で繁殖させられるという痛ましい事件もご存知の方はいるかと思います。ペットバブルの裏ではこのような現実もあります。
ガス室で殺処分を待つ子猫たち
このような猫達にチャンスを与えたい。
保護猫の譲渡会の仕組みをよく知らない人や、敷居が高そうだなと思う方たちや、これから猫ちゃんをご家族に迎え入れるたいという方に向けて、猫ちゃんを迎え入れる方法が『ペットショップだけでなく保護猫の里親という選択肢もある』という事をもっと広げるべきと考えます。
保護猫を語るにあたりネガティブな話題が出てしまうのは仕方ありません。しかし私たちは猫達との出会いのその先にあ