毎年800万トンものごみが海に棄てられているのを知っていますか?プラスチックごみの多くは河川や河口などから海に流れ込み、海の生態系に甚大な影響を与えています。SDGs17箇条のひとつ「海の豊かさを守ろう」にも掲げられているのでご存知の方も多いかもしれませんが、プラスチックは自然界に還すことのできない「ごみ」です。
これは、この問題の解決に少しでも近づくことのできるプロジェクトです。スペインのSEAQUAL INITIATIVEのクリーンアッププログラムによって回収された海洋プラスチックごみを※アップサイクルした生地で素敵なバッグを作りました!
※アップサイクル=廃棄物などを良い品質と環境価値の新しい材料や製品に生まれ変わらせる事
「環境汚染について知ってはいたけれど何から始めれば良いかわからなかった」という方も多いと思いますが、このバッグを使うだけでスーパーのレジ袋をもらわずに済むことはもちろん、海のごみを減らす活動に参加することができます。
スペインの SEAQUAL INITIATIVEという団体は、NGO、漁業関係者、現地自治体、地域と協力して、海の清掃活動を行い、回収された廃棄物に価値をもたらす共同コミュニティです。
75%が海底、25%が海面にあると推測されている海洋プラスチックごみ。
海岸 / 海底 / 海面 / 河川 / 河口などから排出される海のごみは、クリーンアッププログラムによって回収され、素材ごとに分類されます。
選別されたプラスチック部分は洗浄され 「アップサイクル・マリン・プラスチック」へ、そして世界でも稀なエコヤーン/ SEAQUAL YARN へと生まれ変わります。
プラスチックごみを 1kg除去する事で1kgのリサイクル原料にアップサイクルすることができるのです。
SEAQUAL YARN をつかった生地「 SEAQUAL 」はポルトガルの伝統ある機屋「Lemar」社で織り上げられています。
この Lemar 社へのリスペクトから生まれたブランドが
サイズ違いのベーシックなバッグ[ MARINE ](左 ) と[ BEACH ](右)SEAQUALのライセンシーでもある私たちが企画したバッグを紹介します。
[ MARINE ]という名前の大きなバッグ。
こちらは[ BEACH ]。
次に紹介するのは[ PARASOL ]。
最後に紹介するのは[ FLOAT ]。
このバッグを使うだけで、きれいな海を取り戻す活動に参加できます。
コンパクトに収納できるものが多く、持ち歩くバッグにしのばせておけば日常のお買いものにプラスチック袋をもらわずに済むのはもちろん、ヴィヴィッドカラーの独特なストライプ柄はスタイリングのポイントにもなります。
私たちはこの素晴らしいSEAQUALという素材を日本での展開を拡大したいと考え、SEAQUALの製造元のひとつであるLemar社にアプローチを続けてきました。Lemar社の社長であるマニュエラと、このプロジェクトの代表者である横井タツヤは7年来の知人であり、ビジネスパートナーとしても数多くの商品を共に作り上げてきました。その延長線上に同じミッションとして訪れた海洋汚染問題とビジネスとの両立、この課題を共に進め、多くの賛同、共感を形にする第一歩、それが[ PORTRUNKS ]バッグプロジェクトです。
資金の使