【着物シャツを作りたい】着物生地を再利用し、和の伝統をもっと身近に楽しめる世界へ

【着物シャツを作りたい】着物生地を再利用し、和の伝統をもっと身近に楽しめる世界へ
【伝統×モダン】廃棄予定の着物を解き戻したリユース布を使い、誰もが日常使いできるカジュアルな総柄シャツに。誇れる和文化を誰でも身近に楽しめるようにという想いで作ったブランド『WATIC』で、これから和の新しい価値を提案します!

プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。WATICディレクター、24歳のMayuです。

和服や和柄は日本文化を代表するひとつとして長い間知られてきていますが、多くの人にとって日常的に触れるほどあまり身近な存在ではない気がします。

日本人でも和服を一人で着るのは難しく、着る機会もあまりなかったり、リメイク商品もあるけど柄が派手すぎたり今っぽいデザインが少なかったり、、、

海外の日本好きな方にとっても、日本以外の国では和の文化に触れる機会が少ないのが現状です。

”素晴らしい日本の誇れる和文化を、世界中誰でもどこでも日常的に楽しめるように”

WATICは『More Japan for You 〜和をもっと身近に〜』をコンセプトにした、性別・年齢・国籍問わず楽しんでいただけるカジュアルアパレルブランドです。

和柄や着物の伝統的美しさを変えず保つことを前提に、和柄デザインや着物のハギレを洋服にモダンに取り入れ、いつでも着たり、使ったりすることのできるブランドづくりを心がけています。

WEBサイト▶︎https://watic-japan.com/(現在はWEBのみで販売、今後定期的にポップアップを行って行く予定です)
Director 加藤 真裕(Mayu Kato)

1996年8月21日北海道苫小牧市生まれ、札幌市育ち。北星学園大学短期大学部英文学科を卒業。

2年弱カナダに住んでいました。2020年に24歳で独立起業し現在は東京に住んでいます。

インスタグラム▶︎ https://www.instagram.com/_itsme_mayu_/

ー 実際の着物の生地を使って、毎日使えるシャツを作りたい!!!

"日本には経年劣化などで廃棄されてしまう和服がたくさんあるということをご存知ですか?"

もう着れない = 処分しよう

そう思ってしまいがちですが、実は着物は、経年劣化と言っても着物の形を維持できなくなっただけで布としてはまだまだ使えることが多いんです。

繊細な作業で作られていて、一点一点の価値が高い着物。

今の日本には、そんな着物の伝統を守るために、廃棄予定の着物を買い取り、解き、布に戻したリユースの活動をしているお店があることを知りました。

今回のプロジェクトでは、そのようなお店から実際に着物として使っていた布を買い取り、

着物生地のリアルな質感や繊細なデザインを使用したユニセックスの総柄シャツを作ります。

◎総柄シャツイメージ

以下の写真は、現在販売している綿の和柄パターン生地で製作しているものです。

形とサイズ感はこの写真同様のユニセックス仕様で、生地を実際の着物生地で作ります。着物生地に多い正絹や綿は普段使いの服としても着心地がよく、今回はリユースの着物生地を使用するため全てが世界に一枚ずつの特別なものとなります。

ー 時代にあったサスティナブルな服作りを

近年『サスティナブル』という言葉を聞く機会が増え、WATICでの服生産はできるだけ環境に優しい過程で行いたいという思いがありました。

2020年12月にスタートして以来、WATICのオリジナル商品では、裁断で衣服には使えない小さいサイズの捨てるはずの和柄ハギレを使用したTシャツなども販売してきました。

そして半年間服生産を続けている中で、廃棄されてしまう着物がたくさんあること、それを買い取って再利用できる様にしているお店があることを知り、リユースの着物生地を利用してWATICでアイテムを作りたいと強く思うようになりました。