真実をお話しします。by高円寺の居酒屋。

真実をお話しします。by高円寺の居酒屋。
度重なる飲食店への自粛要請。そして真髄であるお酒の提供もついに寸断された。協力金も満足に振り込まれない中、経済的な危機を迎えた高円寺の居酒屋、割烹DISCO大蔵。お財布もそして心も凍りついてしまうようなこの状況、店長の心の叫びをお聞きください。

こんにちは。
高円寺にあります割烹DISCO大蔵という居酒屋の店長、下村と申します。

今日は皆様にとある真実をお伝えしたいと思い筆を取らせていただきました。

その真実とは
『度重なる飲食店への自粛要請を受け、このままではお店が潰れてしまう』

ということです。

“時短営業” “酒類の提供中止”など
今年に入ってずっと続く飲食店への自粛要請。
割烹DISCO大蔵はそれらの要請を守ってきましたが、
お酒の提供が制限されてからは売り上げは1/10程度まで下がりました。

さらには協力金もいまだに一部しか入金されていません。
資金は底をつきかけ、現在大蔵は閉店の危機です。

おそらく似た状況の飲食店は少なくなく、
要請に従わずに営業しているお店もあります。
正直その気持ちは痛いほどわかります。
だってお店を潰したくないですから。

私たちもお店を潰さないために、お酒を提供しつつ営業することも検討しました。
一方で、緊急事態宣言や、まん延防止等充填措置といったこれらの要請の真意は
「感染拡大防止」であり、これには尽力したい。

私たちは最後まで自分たちに出来ることを模索したい。

「人が集まる」以外の方法で生き残る道はないか。

やれることを精一杯やりたい。

今回はCAMPFIRE様のプラットフォームを使用させていただき
大蔵で使える様々なチケットなどをご用意しました。

その経緯を皆様に知っていただけたら幸いです。

※割烹DISCO大蔵は東京都にありますので、以下の文章は東京都の内容となります。
※あくまでも個人的な経験に基づいた文章です。

2021年1月7日に緊急事態宣言が発出されました。
(その期間は当初2月7日までの予定でしたが、結果的に3月21日まで延長されました。)

東京都の措置の主たるところは、飲食店などへの営業時間短縮要請で、
具体的には以下の要請が出ました。

①営業時間を午前5時から午後8時までにすること。

②酒類の提供を午前11時から午後7時までにすること。

逆に要請に従わなければ、命令を出します、
命令にも従わなければ罰金30万円(以下)。

つまり、時短とお酒の時間守ってくれれば協力金出します、
守ってくれなかったら最悪罰金ね。
という内容です。

(これは、人流抑制を徹底する狙いでとられた措置でしたが、その一方で企業のテレワーク、時差出勤などについては、協力しなくても特に罰則はないということで、変わらず通勤ラッシュなどは「密」である状態でした。)

緊急事態宣言が明けても、すぐに今まで通りとはなりません。
3月22日からは飲食店の営業時間は午後9時まで。お酒は午後8時まで。
相変わらず居酒屋やBARなどは営業自粛せざるを得ない。
また、協力金は1日あたり2万円減額となりました。
お酒を出すお店にとっては、単純に協力金が減っただけの状況です。

緊急事態宣言が明けたことで、新規感染者数はすぐに緊急事態宣言前ほどに戻り、
4月12日には、まん延防止等重点措置の発令。
営業時間は午後8時までに逆戻りです。
しかも協力金は1日あたり2万円減ったまま。。。
これは5月12日までとなる予定でした。

しかし、感染者数増加に歯止めはかからず、
ついに4月23日。
まん延防止等重点措置中に、三度目の緊急事態宣言が発令されました。
1月の緊急事態宣言と比べ更に飲食店への締め付けの強いものとなり
終日酒類の販売禁止、販売しなくても午後8時までという強い要請となりました。
また、協力金は変わらず減ったままです。

お酒が出せなけ