カブシキカイシャキボン

【日本のヘソ・兵庫県西脇市】地元の間伐材を活かした机と椅子を、地域交流カフェに!
兵庫県西脇市に2021年5月に新庁舎・地域交流施設・市民ホールの新施設が完成します。その1Fに大きなシンボルツリーを据え、北播磨食材の料理や飲み物を楽しめる地域交流カフェを立ち上げます。地元の育林材からできた机や椅子をつかい、美味しいコーヒーやかき氷でホッと一息つける、居心地よい場所をつくります。

はじめまして!タカミ兄弟です。

ボクたちは2012年から、兄弟で、タカミオカキ(TAKAMIOKAKI)というグルテンフリーの無添加手造りおかきの専門店を、兵庫県加古川市で運営しています。

1951年から続く製菓会社の第三世代目に生まれた僕らは、子供の頃から祖父の家に遊びにいっては、おかき造りに触れて育って来ました。

弟の恭平は、おかき職人としての厳しい修行を乗り越え、工場長として製造を任されるようになりましたが、自分がどうしても造りたい、化学調味料や着色料を一切使わないおかきを広めるために2012年に完全独立し、車庫をDIYした工房でおかきを焼いて、移動販売と通信販売事業から始めました。

立ち上げ当初は販売先もないので、生協のスーパーや農協の入り口、小学校前での移動販売をしていました。次第に少しずつお客様の口コミで行列ができはじめ、無添加商品をあつかう都内の食品店や、セレクトショップへの卸販売も徐々に増えていきました。

2016年12月には、兵庫県加古川市に、おかき工房と甘味CAFEを併設したTAKAMIOKAKI 初の直営店をオープンし、夏場には九州の白熊氷からヒントを得て、おかきを使ったオリジナルかき氷『おかき屋さんの播磨しろくま氷』を提供しています。

季節ごとに旬の果物をつかい、おかき屋の揚げおかきを包丁でざくぎりにし、きな粉と絡めたオリジナルきなこブレンドをみるく氷にまぶした『おかき屋さんのきなこみるく氷』も大人気で、夏場だけでなく、通年提供してお客様に喜んでいただいております。

2020年からは、海外への無添加おかきの輸出もスタートさせ、アメリカのニューヨークやハワイ、アジアは香港へ、海外へと販路を広げております。

商品・お店を開店した背景

2016年からはじめたおかきの直営店内に併設する甘味CAFEは、10席程度のほんの小さなお店です。また最寄りにコインパーキングもなく、駐車場は3台だけです。

最初はおかきを購入していただくお客さまが、お茶でも飲んでゆっくりしていただけるように、、と考えていたのが、次第に甘味を目的としたお客様も増えてきたため、もう少しお客様にゆったりしていただける広いお店ができたら、もっとお客様に喜んでいただけるのに。。と考えていたところ、昨年開催された西脇市新庁舎内カフェ運営事業者のコンペにて優勝することができ、ボクたちに運営を任せてくださるお話をいただきました。

2021年5月にオープンする西脇市「新庁舎・市民交流施設」は市役所、市民交流施設、健康福祉連携施設などからなる複合施設です。

この複合施設は、「つながり」をテーマとして、西脇の地域交流の拠点や健康づくりの拠点などとして多くの方に親しまれ、まちのにぎわいを生み出す場所となることを目指しています。

西脇市は、国内生産は0.5%にも満たない希少な金胡麻やいちご、黒田庄牛、山田錦など地産の美味しい素材もたくさんあり、周辺の丹波や笹山、多可町では、寒暖の差により美味しい野菜がたくさん採れます。

西脇は、実は大阪・神戸や京都からも、車で1時間と、ちょっとしたドライブで行けます。

さらに、西脇市は非常に水のきれいな環境です。西脇市黒田庄町門柳地区では、サントリーさんが「天然水の森」の協定をされるなど、さらに良い水を育むような活動も行われているところです。

おかき造りにも、コーヒーにも美味しい水はとても大切です。

何度も西脇に行くたびに、新たな魅力を次々に発見できました。新しい土地で、新しい挑戦をすることに決めました。

私たちの