【群馬・桐生市】地元民が愛した、祖父母のお店を復活させたい。

【群馬・桐生市】地元民が愛した、祖父母のお店を復活させたい。
桐生市山間部の梅田地区に位置するこのお店は、明治時代から地元民に愛されていましたが、10年前に閉業。コンビニもなく高齢化や人口減少が進むこの地区で孫の代が再び店をアウトドアスタイルコンビニとして復活させます。地元の住民にとっては便利なお店、梅田の自然の魅力を発信・体験できるお店を目指します。

はじめに・ご挨拶

本ページをご覧いただきありがとうございます。

群馬県桐生市、山間部の梅田地区に、明治時代からある商店を7月1日に再オープンする、田中商店の貝之瀬(かいのせ)ケント(31)とサキ(26)と申します。ケントは桐生市の隣、大間々町(現みどり市)出身で、サキは生まれも育ちも梅田っ子。

チェーンソーで伐倒したとき。腐った桐の木だからめちゃ軽い!!この田中商店は元々サキのおじいちゃん、おばあちゃんがやっていた商店で、なんと溯ると明治時代から、生業をその時代時代で変えながら今から10年前まで営業していました。今は閉ざされたシャッターを再び開けたいとサキに相談し、このプロジェクトがスタートしました。

現在の商店の外観

まずは、田中商店をオープンさせる二人の自己紹介から。
自己紹介

👉ケント:田中商店再オープンの発起人。
👉好きなもの:キャンプ、焚き火、旅行、自然、バイク、動物(特に犬とビーバー)

生まれは群馬県みどり市で高校まで群馬で過ごし、大学は神奈川の厚木へ。大学院を出た後、都内の石油掘削会社へ就職しました。そして4年務めた会社を辞め、単独アメリカ横断を達成しその足でヨーロッパへ行き、地球を一周して帰国しました。現在はアウトドアショップでアルバイトをしながら開業準備をしています。

石油掘削船「リグ」での作業

開業を志したきっかけは、私は小学生の頃から周囲の友達を笑わせることが大好きで、喜んでもらうことに幼いながらに生きがいを感じていたことからだと思います。

それからの事、普通のことをするのではなく、変わったことをすることで、周囲が笑ったり喜んでくれるので、少しづつ変わり者となっていきました。

周りの人がやったことが無いことしたい!と高校や大学ではアメリカへ研修・留学に行き、さらには電気工事士や危険物取扱者、火薬類保安責任者などマニアックな資格をも取得し、就職先は海外洋上でさまざまな人種の方々と一緒に石油掘削船で勤務。そして東京本社に異動となりその1年後に退職。そしてひとりでアメリカ横断から世界一周へと、変わったことをすることを極めていきました。

アメリカ横断中。「ザイオン国立公園にて」

そんな生活を送っていくうちに私は、”オープンマインドで何事にも好奇心が強く、誰とでも笑顔で接することができる人、人を笑顔にできる人。”となっていきました。

私は、工業高校出身、工科大卒、掘削船のメカニックと機械いじりばかりしていたので、創業するにあたって知識も経験も後ろ盾もない私ですが、私がしたいのは、人を笑顔にすること・喜んでもらうこと。そんなお店を作りたい!!そんな風に夢を語っていました。

それを実現させるのは、田中商店だ!!と思ったんです。しかも田中商店が位置しているのは桐生市でも山間部の梅田地区。私が大好きな自然に囲まれた場所です。私は自然好き(アウトドア好き)が高じて、アウトドアショップで働いたり、キャンプインストラクターやBBQインストラクターも取得しちゃいました。

この素晴らしい場所で、地域の方を笑顔し、この商店が梅田の発展に貢献できるよう頑張ります!

👉サキ:田中商店で生まれ育った、生粋の梅田人。
👉好きなもの:畑仕事、庭いじり、細かい作業、キャンプ、動物(特に猫と馬と牛)

梅田生まれ梅田育ちで、田中商店を知る住民からは「田中商店のお孫さん」と呼ばれています。小さい頃は商店で過ごす時間が多く、時にはレジを打たせてもらったり、商品を並べたり、店番をしたり・・・。(住民の皆さんと祖父母が仲良く話す姿