紙フィルター不要。”科学が実証した美味しさ”2WAYの陶器製コーヒーフィルター

紙フィルター不要。"科学が実証した美味しさ”2WAYの陶器製コーヒーフィルター
これぞサスティナブル。陶器の里・長崎波佐見焼窯元発コーヒーメーカー対応の”セラミックフィルター”。割れるまで使えるから財布にも環境にも優しいコーヒー専用器具、セラミック表面の見えない凹凸が雑味の元を98%除去。飲み口スッキリ遠赤効果で味はまろやか。いつものコーヒータイムを少しだけ贅沢に。

はじめに・ご挨拶

CAMPFIREをご覧の皆様、初めまして。

焼き物の里・長崎県波佐見町で窯元の直販部門を担っているモンドセラ・山口と申します。

2WAYリフィルがある日常

祖父の代からの窯元の家に生まれずっと焼き物を眺めて参りましたが、まさか自分が家業に携わるとは思いもせずにおりました。数十年前に父が実家から独立しそして業界も例に漏れず斜陽産業となりつつも陶器好きな父の背中を見ているうちに『自分にもできることがあるはず』と思い立ち、若い人間にしかできない事をやろうと決心し試行錯誤を今も繰り返しています。

窯元からは独立した形ですが【販売部門】として会社を立ち上げ父の協力の元、日々勉強しながらこの素晴らしい商品を世に広めています。

私自身は焼き物とは関係ない仕事をしてきました。子を産み、親になって初めて親のありがたみが分かりました。業界が低迷しだした時も他人事のように見ていましたが、父が作った【波佐見フィルター】は絶対に引き継がなければという思いに至りました。
【ECO&経済的】

現在、地球上でコーヒーの為に消費されている”紙フィルター”の量は、森に換算すると1日に東京ドーム10杯分ほどだそうです。これを少しでも減らして環境保護活動の一翼になれれば社会貢献になる。そう考えました。
【サスティナブル】

今まさに世の流れは《サスティナブル》。この波佐見フィルターは持続可能な商品なんです。

①紙フィルターが不要

②割れない限り使えるからECO

③詰まりにくく工夫しているから手入れも簡単

④プロじゃなくても美味しいコーヒーが誰にでも淹れられる

⑤何よりも美味しいから使っていて楽しい

⑥楽しいから使い続けられる
生活[life=LI]を満たす[fulfill=FIL]で、[2WAY LI:FIL]と名付けました

某クラファンで1か月に1100個応援いただいたコーヒ―メーカー兼用のセラミックコーヒーフィルターです。

長崎県窯業技術センターと父が3年間かけて作り上げた【波佐見フィルター】

特殊な材料と製法で7日~10日間かけて焼き上げます。

材料は”アルミナ鉱石”と7種類の鉱石をグラム単位で調合します。

アルミナ鉱石匠の技・ろくろ成型
【ろくろ製法】が詰まりを防ぎます

製法は”ろくろ成型”。従来の機械式の型押しですと大量生産はできますが詰まり易くその内に使われなくなり、詰まれば直火で焙るなどの手入れが大変でした。

ろくろ成型は手作りの為生産数は少ないですが、縦・横・斜めに均等に50ミクロンの孔を配することができ詰まりを防ぎます。しかも蓮の葉が水をコロコロ弾く[ロータス効果]を生み出しました。

ですから使用後は流水かお湯で洗い流すだけです。

しかしながらハードユーズを続けますと、コーヒーオイルや水のカルキなどの成分が50ミクロンの孔に次第にこびりついて来ますので流水だけでは落としきれなくなってまいります。

そこで、週に一回5分程度熱湯で煮沸することで簡単に”通り”は戻りますので定期的なメンテナンスをお薦めします。

*ただし、火傷の原因になりますので作業にはトングをお使いください。

”ひたひた”の熱湯で5分程度煮沸します
美味しさの秘密は【吸着ろ過】

石鹸で有名な花王㈱の研究論文によりますとコーヒーにはたくさんの成分が詰まっており、豆は焙煎するほどにその成分の比率は変化するそうです。(下図参照)

焙煎深度と成分変化

ザックリ言いますと旨み成分と雑味成分が混同し焙煎深度によって増減が反比例するというものです