はじめに・ご挨拶
はじめまして、コーヒーバリスタの金子智と申します。私は2013年に東京都杉並区にBlue leaf coffeeをオープンしました。同時にスペシャルティコーヒーと出会い、その風味の素晴らしさに驚嘆!たくさんの人に知ってもらいたい、そして日本から世界に自分のコーヒーの味を発信するために、コツコツとショップを営んで来ましたが、現在は閉店しています。ですが、企業のショールームやイベント会場などでコーヒーを販売、バイカーズパラダイスなどコーヒーを導入したいという大型施設のコンサルタントとして、器具の選択、原料の選定、焙煎等は続けています。また、現在は様々な場所でコーヒーワークショップを開催したり、レストランへのスペシャルティコーヒー納入なども続けています。
お店が作られた背景
コーヒーショップをはじめて、スペシャルティコーヒーに出会いました。最初に飲んだ時、これまでに味わったことのない味に驚きました!コーヒーなのにフルーツの風味がしたのです。淹れたてのコーヒーに口を近づけると、なんと果実の香りがするではないですか!しかもコーヒーがとってもクリアな琥珀色をしている。香りに誘われて、一口飲むと、するっと喉に入り込み、ゴクリっと喉を鳴らしました。そして甘く、コク深いコーヒーの味が口の中に広がり、それでいて嫌な脂っぽさが一切残りませんでした。さらに、その後が驚きです。喉から鼻に抜けるように戻ってきた香りが、ベリーのような、甘い果実の香りなのです。そして、飲み終えた後は、美味しかったコーヒーの余韻が長く持続する、これまでのコーヒーとは全く別の新しい飲み物だと感動しました。スペシャルティグレードのコーヒーは、これまで飲まれてきた、今も飲まれている、コーヒーの中でも、とりわけ豊かな風味を感じられるコーヒーです。そのような素晴らしい風味を醸し出すコーヒーがあることを、もっと多くの人たちに伝えたいと思い、スペシャルティコーヒーおハンドドリップのみで提供するショップをオープンしたのです。
お店のこだわり
スペシャルティコーヒー原料の納入、ワークショップ活動などを続ける中、感じたことがあります。コーヒーの風味を決めているのはブラジルやコロンビア、キリマンジェロなど、過去に使われてきた俗称であるということ。コーヒーは、原産国、農園、品種、生産地の土壌、標高、品種、生産方法、精製方法などが多数あります。その数だけ風味特性があり、コーヒーの風味も変わります。明確に違いがわかるのは数種かもしれません。それでも過去の俗称で風味が決まることはありません。コーヒーの真実の風味を知っていただくために、同じコーヒー原料を使って焙煎を変え、試飲してもらうことで、皆さんが納得してくれます。説明する必要があるのです。そのためには、これまでにはない、新スタイルのコーヒーショップが必要。ワークショップが主体のお店が必要なのです。
リターンのご紹介
スペシャルティコーヒー・シングルオリジンのコーヒー種(これまでは豆)をお届けします。正直なところ、粉にしたり、ドリップパックにしてあると、お客様が淹れるときに手軽で引き合いも多くなります。しかしながら、現在、ひとりで活動しているため、その作業を行うまで手が回りません。しばらくの間は、豆(種ですが)の状態での提供とさせていただきたいと思います。現実的には、粉にしてしまうよりも、豆(種です)の状態で手にしてもらい、ミルで挽いてから飲んでいただいた方が、私のコーヒー本来の風味を格段に美味しく楽しんでいただけます。
もうひとつプロジェク