前回プロジェクトでは目標達成に至らなかったものの、行き場の無い犬たちは多い現状…。やっぱり保護いぬ活動の開始を諦めたくない!
このプロジェクトの目的は、まずはティアハイム小学校に犬の受け入れができる設備を整えることです。昨年12月にも同様のプロジェクトを行いましたが、残念ながら未達の結果となりました。
前回で集まったご支援金に合わせて、実現の為の再チャレンジです!
はじめに・ご挨拶
こんにちは。保護ねこ施設のティアハイム小学校です。
2019年に開校した当校も、応援してくださる方々が徐々に増えてきて、少しずつではありますが譲渡の輪が生まれつつあります。
“費用はなるべく自力で稼ぐ。犬猫を愛する皆さまに、お買い物という保護活動への参加方法を提供する”というコンセプトも、ご賛同いただける方が増え、安定的運営への道ができはじめている…そんな風に感じています。
現在はまだ犬の保護活動を行えていない我が校ですが、現在の保護活動のコンセプトはそのままに、行き場を失ったワンちゃんたちの保護活動も始めたいと思っています。
保護活動といえば、行政の保健所や動物愛護センターからの引き出しが多い中、私たちは民間からの「やむをえない事情」による要請からの受け入れに特化しています。例えば、飼い主さんが突然の事故や病気で、ペットのお世話ができなくなった場合や、単身住まいやご高齢の飼い主さんが亡くなってしまい、遺されたペットの引き取り手がどうしてもみつからないなどです。 少子高齢化や、単身世帯の増加が招く、現代的な理由で行き場を失う猫たちを優先的に保護して、次のご家族様へと繋げる活動をしています。
[単身世帯、ご高齢世帯での飼育が増えてきています]
ティアハイム小学校はペット用品の企画販売・卸売などを行う「株式会社DCイノベーション」の関連事業として運営しています。ペット用品販売のノウハウ、ルートを持つという強みを生かして、通販サイト「ティアハイム小学校 購買部」をたちあげました。https://tierheim-ps.jp/
―“費用はなるべく自力で稼ぐ。犬猫を愛する皆に、お買い物という保護活動への参加方法を提供する”― 購買部での売り上げが運営資金となり、猫たちの健康な生活を支え、お世話をするスタッフには給与が支払われる そんな保護活動の循環を目指しています。今はまだすべてをまかないきれているとは言い難い状況ですが、少しずつご賛同者が増えてきており、理想に向かっています。
これまで保護活動といえば、ボランティアさんたちの負担があまりにも大きく、各々が無理をしながら気持ちで維持されている現状がありました。そんな実状に一石を投じたい。そんな想いがあります。
[購買部やCFでのご支援によって、たくさんの猫たちが譲渡に繋がっています]
ティアハイム小学校は、岡山県の中心にある自然豊かな高原、吉備中央町の廃校を再活用して運用している動物保護施設です。現在は教室4部屋を猫部屋として運用していますが、まだまだ空き教室は多く、有効活用できる可能性は多く残されています。
[この広大な敷地を有効活用できれば……]
年々増える?行き場のない犬猫たち
動物愛護法の改正により、保健所や愛護センターで犬猫の引き取りを拒否できるようになりました。ですが、事情があって飼えなくなる犬猫の数は、劇的に減少するはずがありません。むしろ、日本人の高齢化や単身化によって、行き場のない犬猫は増えつつあるという予想もあります。
そんな行き場のない犬猫達は、民間の保護施設が引き取る(引き