北海道函館市南茅部母ちゃん応援プロジェクト

北海道函館市南茅部母ちゃん応援プロジェクト
南茅部特産品の白口浜真昆布を知っていますか?上品な味わいと出汁が豊富にとれます。水揚げされ製品にするまでの工程はとても大変で、浜の母ちゃんは製品を作るために夜中から一日中働いています。製品以外の端切れ昆布も白口浜真昆布ですが、一般に流通されていません。その端切れを使って商品を開発したいのです

★はじめに・ご挨拶

はじめまして。

沢山のプロジェクトの中から目に止めて頂き感謝致します。

私は佐藤と言います。このプロジェクトは母を含め3人で立ち上げました。

「白口浜真昆布」は私の生まれ故郷である函館市南茅部地区(昆布の生産日本一)の特産品です。

天皇家にも献上された昆布です。そんな昆布なのですが、北海道と言えば「羅臼昆布」「日高昆布」「利尻昆布」が有名で知名度は生産量日本一の割りには一般消費者に認知されていません。

この「白口浜真昆布」は多くは業者の方に引き取られ高級品として販売されたり、出汁が良いことから料亭などで使用されることが多く、一般消費者の手元には出回っていないのが現状ですが、コロナの影響で買い手が付かず漁家では過剰在庫となっています。

「白口浜真昆布」は他に「松前漬け」や「昆布醤油」等の原料となり何処かで口にはしたことがあると思いますが「白口浜真昆布」の本当の良さをもっと知って欲しいのです。製品を作る時に出る端切れ昆布は同じ「白口浜真昆布」ですが、有効活用されていません。

その端切れを使って、皆さんの手元に身近な調味料やスナック菓子、佃煮等のまだ出回っていない商品を開発し販売する事で寝ないで働いてる浜の母ちゃん達を応援したいとプロジェクトを立ち上げました。

私達が行動することで「浜の母ちゃん達」が販売意欲に目覚める足掛かりとなりたいのです。

「白口浜真昆布」は沢山の手間暇を掛けて作られます。

私の家は養殖昆布漁を生業としている漁家です。

父が早くに亡くなり、その跡を弟が継ぎ母と二人三脚で日々頑張っています。

母は養殖昆布漁を種付け(真昆布の胞子が付着し成長を始めた稚葉)したものを「のれん」と言うロープに一定間隔で挟み込み、挟み終わった「のれん」を沖の「けた」と呼ばれる網に吊るして行くのです。

南茅部特産品の白口浜真昆布の水揚げ。

養殖昆布の水揚げは6月から8月のおおよそ2ヶ月間です。水揚げ時期は特に忙しく、深夜0時から始まります。

浜あげされた真昆布は乾燥場へとトラックで運び、根を切り昆布洗浄機で真昆布に付いた「海洋微生物」を真水や海水で洗い流します。

洗浄後は真昆布を吊るすのに「ピン」と呼ばれる洗濯ばさみのような物に挟んでいきます。その挟んだ真昆布を乾燥機に吊るしていきます。   乾燥は約10時間程で終わります。乾燥するまでの間に真昆布同士がくっついてないか、ちゃんと乾燥されているかを2時間おきに確認しています。この工程を経てやっと製品作りに移行するのです。

乾燥後は真昆布をおろし、運べる量にまとめ加工場に搬入していきます。その後規格にあわせて真昆布を切り分けていきます。

この時に出るのが「端切れ」なのです。

★このプロジェクトで実現したいこと

昆布は「喜ぶ」に通じる縁起物なのはご存知ですか?

昆布は栄養学的に見ても身体のために大変良い食材なのです。 日常の食生活では肉や魚等の他に加工食品を多く摂るようになって栄養も偏りがちと言われています。

人間は弱アルカリ性がもっとも健康体と言われています。この弱アルカリ性を保つためには、アルカリ物質が多く含まれる昆布を食べるのが一番なのです。昆布は理想の健康食品と言えるのではないでしょうか?この栄養価が高い昆布をもっと身近に置いて日々の健康に役立てて欲しいと思い、「白口浜真昆布」の製品は基より製品加工において出る「端切れ真昆布」を使って調味料やスナック菓子、健康食品を開発し販売したいのです。。
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