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留学生育成プロジェクト(有資格専門職人ざいの育成)継続と地域安定化を目指して!
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ご覧いただきましてありがとうございます。 社会福祉法人福医会の「留学生育成」プロジェクトチームです。当法人は皆様のご協力により今2020年11月11日に設立10周年を迎えることができました。設立時より医療保険制度と介護保険制度の垣根を超え、地域福祉と地域医療を同一建物で運営するケアミックスを取り入れ、介護と医療は密接に連携をはならなければならないとの考えの基、一元的社会福祉として捉え運営しております。まだまだ若い法人ではありますが皆様のご理解とご協力を賜りながら微力ながら地域福祉に貢献できればと存じます。
事業及び活動については法人ホームページも併せて参照いただけましたら幸いです。
社会福祉法人福医会ホームページ http://fukuikai.com/
プロジェクトを立ち上げた背景
昨今、福祉・医療を取り巻く環境は制度改定や労働人口減少、地方過疎化の加速、核家族化の進行など多様な要因により年々経営・運営は厳しくなる一方です。最大の課題は地方の地域人口の減少による収入の減少と将来への維持・継続、専門職確保の困窮による人的倒産リスクの増大です。
当プロジェクトのこれまでの取り組み
福医会では、継続して安定した地域福祉を提供したいと考え当プロジェクトを当法人・教育機関・民間企業と一体的に取り組むプロジョクトを2019年度より開始いたしました。このプロジョクトは昨今耳にする機会が多くなった外国人技能実習制度を活用するものではありません。外国人技能実習制度は最大5年間日本の就業を通して技術を習得し母国に持ち帰ることで母国の発展につなげるという仕組みではありますが実質的に一部の業種の労働力となっているケースがあり、一時的な労働者と言わざるを得ない場面もあります。法人ではあくまで日本の将来、地方に想定される労働人口の枯渇による様々な仕組みが機能しなくなることへの懸念解消が目的であり、地域における”人ざい育成”が根底です。
法人運営におけるダイバーシティ・マネジメントの一環として人ざいの多様性を認めるだけでなく、積極的に採用、活用しようという考えにより2018年度より人事考課制度や法定外福利厚生の拡充、定年の延長など施策を重ね正規職員以外の将来人ざいも見据えた受け入れ基盤を確立しながら、年齢を大幅拡充し、65歳の定年制を基としながらも60歳から65歳までは職員の希望やタイミングにより定年を適用できる仕組みをはじめ、職員本人の希望や健康状態であれば最長75歳までの雇用を可能とした取り組みを行ってきました。加えて特殊資格者に関しては年齢制限を撤廃など積極的に一定の高年齢雇用を促進しています。また障がい者手帳を有する方でも受け入れ可能な職員住宅を整備、教育機関や就労支援事業所と連携し、一定の障がい者雇用も促進しています。
これらの特定求職者雇用に加え、当プロジェクトにて留学生育成及び法人規定資格取得を前提とした外国人等の雇用も特定求職者雇用としてすすめ、2020年度より本格的に5ヵ年計画として 2025年度を目処に法人職員の25%程度まで採用促進とする段階的な拡充を計画・運用しております。それまでに課題となる各配属事業所の雇用環境整備と体制を同時に段階的に進めている現状です。
これらは”人ざい育成”の考え方を多様化する必要があると考え、専門職育成の課題である生涯教育は地域関連施設との共同教育の実現や、日本国における法人指定資格取