災害時に備える救助艇が足りないので、宮崎を守るための水上バイクを購入したい

災害時に備える救助艇が足りないので、宮崎を守るための水上バイクを購入したい
水上バイクと聞くとマリンスポーツの印象が強いと思いますが、実は水上バイクは災害時の救助活動等にも使われます!しかし現在宮崎の水上バイク隊は多くの隊員が引退を控えており、引退は救助艇の減少にも繋がります。しかし救助隊の入隊にはある問題があり…今回そんな問題を打破するためにプロジェクトを立ち上げました!

はじめに・ご挨拶

はじめまして、宮崎ジェットマリン代表の尾崎慎治と申します。

弊社は、「宮崎の海をもっと盛り上げたい」という思いのもと、マリンスポーツを皆さまに楽しんでいただくことが主な事業内容となります。

そしてもう一つ、活動内容の柱として「水上バイクを通した事業や社会活動」を行っています。

「水上バイク」と聞くと、楽しそうなマリンレジャーをまず思い浮かべませんか?

しかし実は、水上バイクはマリンスポーツ・レジャーを楽しむためだけでなく、水難事故や浸水被害、行方不明者捜索のレスキューや物資輸送にも使用することができます。

(水上バイク隊 訓練の様子)

水上バイクは膝上まで水深があればどこにでも行くことができ、3秒あれば時速100㎞に達するのですぐに現場へと急行できるという大きな強みがあります。

またひっくり返っても起こせばすぐにエンジンがかかるので機動力が高く、乗り物として安定性もあるので、急な災害時には特に一般的な舟よりも援助に適した乗り物といえます。

遅かれ早かれ起こるとされる南海トラフ地震に関しても、津波により宮崎は甚大な被害を受けることが予想されます。

そんないつ起きてもおかしくないような災害に備え、我々水上バイク隊は日々訓練を重ねています。
これまでの活動

(2005年 豪雨災害時の写真)

”水上バイクだからできることがある”

2005年に九州で発生した台風14号による豪雨災害、
当時宮崎にいらっしゃった方はよく覚えておられるのではないでしょうか。

豪雨災害によって家が浸水し、たくさんの人や車が流されました。

そんな時、救助や捜索に一役買ったのが弊社の水上バイクでした。

以降「助けが必要な人の力になりたい」という思いから、
宮崎市消防団と連携し水上バイク隊として活動を本格的に始め、
普段から有事の際に備えての定期的な訓練や講習会を行っています。

また海上保安庁と連携し、レスキューの普及活動の一環で水上バイクの体験試乗会などを通して、子どもから大人まで海を楽しんでもらいながら、水上バイクを使った社会活動の理解を深めていただくことを目的とした活動なども行っています。

(地元の子どもたちとの試乗会の様子)

宮崎が抱える課題と、今回プロジェクトを立ち上げた理由

しかし現状、宮崎の水上バイク隊のメンバーは60代の方々がメインで動いています。

「水上バイク隊に入って地域の役に立ちたい」

そんな若い方のありがたい声をいただくこともありますが、消防団との取り決めで水上バイク隊は各自いつでも使える水上バイクがないと加入できないことになっています。

しかし水上バイクは一台が高価格で、水上バイク隊に入りたいからと言って気軽に買えるものではありません。

ただ水上バイク隊の高齢化が進む中、もし過去の豪雨災害のような事態や、南海トラフ地震などの急に訪れるであろう大規模な災害に対応するためには、もっと若い世代の力が必要なのも事実です。

そこで我々宮崎ジェットマリンができることとして、いつ来るかわからない有事に備えるための水上バイクを一台新たに保有し、熱意ある若者に貸し出したいと考えました。
リターンについて

本プロジェクトのリターンは、

昨年はコロナ禍により海に行くことができなかった皆さまにも、今年は宮崎の海を楽しんでいただき、そして支援者の皆さまに新たに購入した水上バイクを直接お見せしたい。

そんな思いから、リターンは

「水上バイク隊の活動を地元の皆さまにもっと知っていただき」、かつ

「宮崎の海を今年