西陣織の技術を未来へ繋いでいく

西陣織の技術を未来へ繋いでいく
新型コロナウイルスの影響再び・・・。世界に誇る日本の伝統技術「西陣織」を未来へ。インテリアとして飾れる西陣織を皆様に知っていただきたい!


はじめまして有限会社西進(にししん)の西本と申します。西陣織は5・6世紀ごろに秦氏の一族が渡来し現在の太秦(うずまさ)の辺りを拠点に養蚕・織物の技術等を伝え発展させたのが始まりとされています。その京都・太秦で西陣織の帯地を中心に額や掛軸等の販売を始めて38年になります。

西陣織とは

西陣織という織り方があるのではなく、京都・西陣で作られる先染めの紋織物の総称で十二種類の織物が国より伝統的工芸品に指定されています。当社の取り扱っております商品は「紹巴綴織(しょうはつづれおり)」という絹織物で伝統的手法と最新技術の融合により織られた、肩幅程度の小幅織機としては世界で最高水準の表現ができる織物です。
プロジェクトをやろうと思った理由

京都で織られている西陣織を色々な方に広く知っていただきたいと西陣織の帯地を額や掛軸にして販売しておりますが、新型コロナウイルスの影響で参加予定だった展示会・イベントがほぼ全てキャンセルとなりました。そして6月にクラウドファンディングに挑戦し、沢山の心強いご支援を賜りました。そのお気持ちが力となり奮起し頑張っておりましたが、新型コロナウイルスの再拡大に伴い、再び主要都市での催事が縮小傾向となりつつあり先行きが不透明となってきました。そのためもう一度クラウドファンディングで直接西陣織をご覧いただきたいとプロジェクトを始めようと思いました。
これまでの活動

京都・太秦で創業以来、ご近所さまからご遠方の方までご愛顧をいただき西陣織一筋で歩んでまいりました。近年では着物をお召しになる方が減少しつつありますので、お家に飾っていただける額・掛軸や屏風に力を入れております。お祝いや仏事など人生の節目に飾っていただけるものから名画や家族写真を織り上げたものまで幅広く扱っております。
その中でも今回ご紹介いたします西陣織額はとても精緻な「紹巴綴織(しょうはつづれおり」という技法を用いております。

飾られている状態だと絵画の様です。

近づいてみると織物らしい立体感が分かります。

さらに拡大するととても細やかに糸が織り込まれている様子が見えてきます。

膨大な工程を経て、点描画の様に柄を織り表現するので一見すると織物と分からないほどの繊細な織物で京都市のオスカー認定をうけた特殊技術です。

ぜひ一度お手にとってご覧いただけましたら幸いです。
資金の使い道

ご支援いただきました資金は、新型コロナウイルス収束後に開催予定の展示会へ出展する作品づくりに充てたいと思います。

リターンについて

①京友禅金封袱紗 ②帯地額 ③帯地ファブリックパネル ④紹巴綴織額のサンプル品 をリターンとしてご提供いたします。④紹巴綴織額につきましては見本品の為、額やアクリル板・ガラスなどに傷などがありますがそのため通常販売価格より大幅にお安く出品いたします。また全ての商品には送料・手数料が含まれております。※見本品の為、傷などありますが返品は承っておりませんので、ご了承の上ご支援くださいませ。
最後に

新型コロナウイルスの影響で出展先が再び減ってきている状況です。これを機に世界に誇る技術である西陣織「紹巴綴織」を皆様に直接的に幅広く知っていただける方法を模索していきたいと思います。その第一歩としてこのクラウドファンディングに挑戦いたしました。ぜひご支援いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実