東日本大震災に寄り添って10年。この想いを音楽にたくしたい!愛を音に変えて

東日本大震災に寄り添って10年。この想いを音楽にたくしたい!愛を音に変えて
『この海に眠る俺らの仲間に歌を歌っておくれ』気仙沼の長老の言葉に私は目が覚めました。それ以来東北に行く度私は海に向かって歌を歌い続けてきました。そして亡くなった大切な家族を待つ人々の悲しみ、悔しさ、必死に生きる強さや人情を知りました。コロナ禍で諦めかけたCD制作ですがどうしても作りたいのです!


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東日本大震災に寄り添って10年。この想いを音楽にたくしたい!愛を音に変えて
4 ~ 5 分
はじめに

はじめまして。シンガーソングライターのしらいみちよです。

1995年よりコンサートの収益で阪神・淡路大震災の被災地に亡くなられた方の数の桜(約6500本)を植える活動を続けていた私は、2011年3月11日に起きた東日本大震災という未曾有の災害を目の当たりにし、あまりのショックに歌うことができなくなりました。そんな時に阪神・淡路大震災を必死に乗り越えてきた子供達が「しらいさん。歌って!」と私の背中を押したのです。そして『クレッシェンド』という曲を作り神戸の子供達と心を込めて歌いました。「♫勇気は君のポケットの中♪」ほんの少しでも前を向くきっかけになればと祈りながらのレコーディングでした。

自主制作CD「クレッシェンド」を引っさげて避難所を回り続ける中、各避難所で被災された方々から同じ言葉をお聞きしました。「なぜ私が生き残ってしまったのか?なぜ助けてあげられなかったのか?悲しいというより悔しいのです」と。

あまりにも辛い現実に胸が締め付けられ言葉をなくしました。『海さえなければ』と海を恨む気持ちになったこともありました。そんな時です。気仙沼で鎮魂の桜を一緒に植えてくださった地元の長老が私にこうおっしゃいました。

『海は悪ぐねえ。海は悪ぐねえんだ!俺らはずっとこの海で生きてきた。これからもこの海で生きていく。海は悪ぐねえんだよ。でもな。しらいさん。この海には俺らの仲間がたくさん眠っているから海に歌を歌っておくれ』

私はハッとしました。歌手として本当にやらなければならないことを置き去りにしていたことに気づかされたのです。

それ以来。私は東北に行くたび海に行き歌を歌いました。津波に流されたまま帰ってこないご主人を待っている奥様にも出会いました。ご主人が演歌が好きだったとお聞きし、演歌も作りました(大谷の海に泣く千鳥)。また、こんな悲しみの中にあっても人情を忘れない東北の人々の温かさも知りました。そんな全ての出会いから生まれた音楽を一枚のCDアルバムににしたいと強く強く思っています。

コロナ禍で収入のない今、その想いを形にするにはたくさんの方々にお力をお借りするしかないと思いクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。どうかお力をお貸しくださいますようよろしくお願い申し上げます。

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日本損害保険代理業協会イメージ動画挿入曲「こころの花」

丸文通商(株)CM出演
このプロジェクトで実現したいこと

自作の曲「クレッシェンド」「こころの花」「勿忘の鐘」「藤里の君」「よねさとの風」など(現在作曲中も含む)と共に被災された方から募集した詩に曲をつけ8曲前後のアルバムを作ります。1枚2000円を予定しており、企画制作、販売元は私が所属する有限会社アバンコーポレーションです。完成したアルバムを広く宣伝して販売し、収益が上がったら東日本大震災で亡くなられた方々の鎮魂の桜を植樹する費用に充てさせていただきます。植樹に関しては被災地の復興状況に合わせて植樹先を決定していくためすぐに実行することは難しいと思われます。すでに気仙沼市や、山元町、陸前高田市などに約300本の植樹をしましたが塩害(津波をかぶっているため)により植えられる場所がなかなか見つからないのが現状です。それでも亡くなられた方の数の桜を植えて行く決意は変わりません。何年かかっても植え続けていきたい