ご挨拶
はじめまして
フォトグラファーのみなぎです。
師匠であるコマーシャル・フォトグラファーのナカムラさんと一緒に、ポートレート専門の「Studio凪」を大阪市内で運営しています。
私はカメラを始めた当初から人の写真を撮ることが好きです。
大学生の時からシェアハウスに住んでおり、そこでハウスメイト達の写真を撮ってきました。
最初は恥ずかしがっていたハウスメイトが、撮られる度に自分自身と向き合い、どんどん綺麗になっていきました。その変化が私にとっても刺激的で、撮影の技術も自然と上がっていきました。
何気ない日常を写真という形に残していたことで、見返すたびにその時の感情や悩んでいたこと、ハウスメイト達との思い出が蘇ります。
ただの日常が、写真を撮ることによって忘れられない記念日になる。
だからポートレートが好きです。
もっと沢山の人が、もっと気軽にスタジオで自分自身の写真を残してほしい。
そんな想いで師匠のナカムラさんに協力してもらい、ポートレート専門の写真館をはじめました。
Studio凪
studio凪は人生に「新しい記念日を」という思いで始めました。
普段、写真をスタジオで撮る機会ってなかなか無いですよね。
七五三や成人式、そういった記念日の時だけスタジオに行く人が大半だと思います。私たちは、何気ない日にStudio凪で写真を撮ってほしいと思っています。
好きな人がいて、いつもその人のことを考えてしまう時期ってありますよね。
日常の中で色々な思いを持って生きる等身大の「今のあなた」をStudio凪で撮りたいです。写真を見返したときに「あの時あんなこと思っていたなあ」とその時を思い出すはずです。
今のあなたをStudio凪で「写真」という形に残した日が記念日になるのです。
このプロジェクトで実現したいこと
現在、スタジオ凪はナカムラさんのスタジオ兼オフィスで運営しています。しかし、その場所だけでは、そして2人だけではこの思いを広げていくことに限界があります。私の想いに共感してくれる人に出会いたい、自分のスタジオを持てないカメラマンが気軽に使えるスタジオを作りたい。
そんな想いから、Studio凪の拠点となるスタジオを新しく作るためのプロジェクトを始めました。
新しいスタジオでもっとたくさんの人達の「記念日」を作ります。完成したスタジオは「- lull- (ルル)」という名前にしようと決めています。場所は今の事務所の向かいの約40坪の部屋をスタジオに改装する予定です。(〒541-0047 大阪市中央区淡路町2-4-6)
凪を英語に変換するとlullになります。lullには「落ち着く」という意味もあります。みなぎとナカムラさんで迎える新しい拠点が皆様にとって落ち着く、自分の時間を見直し、記念日をつくる場所にします。
「- lull- (ルル)」を作りたいもう一つの理由
カメラマンが気軽に使えるスタジオを提供したいです。
撮影技術を磨いていく上でスタジオで撮影をすることはカメラマンにとって必要不可欠だと思います。
一般的なレンタルスタジオは、平均1時間15,000円ほどかかります。駆け出しのカメラマンにとっては、自分のスタジオを持つことも度々レンタルをすることも資金面を考えるととてもハードルが高いです。
私は幸運にもナカムラさんに出会い、自由に使わせてもらえるスタジオに席をいただきました。このスタジオでの経験がなかったら、カメラマンとして出来る仕事の幅や可能性の広がり方が大きく変わっていた