【ダウン症に特化した児童福祉施設】存続に力を貸して下さい!

【ダウン症に特化した児童福祉施設】存続に力を貸して下さい!
2021年5月、ダウン症児に特化した児童福祉施設を開設。障害児施設という偏見から、"不動産"に想定外の費用が掛かりました。また、コロナ禍・緊急事態宣言による影響もあり、児童の集まりも少ない状態です。幼稚園・保育園と違い助成金もありません。運営を継続するために力を貸して頂けないでしょうか?

はじめに

初めまして。
合同会社にじいろ 代表の石井裕太と申します。

私には、2017年12月16日に産まれた
ダウン症の息子がいます。

息子が産まれた時に不安だったことがあります。
それは、「わからない事」が多過ぎた事です。

心臓の合併症を持っていた息子は体が弱く、
毎月の入退院を繰り返していました。

不安な気持ちを抱えながらの日々の生活で
息子が産まれて3ヶ月が経つ頃には
家族全員が心身共に疲れ切っていました。

そんな時に出会ったのが、
家の近所にあった「児童発達支援」という施設でした。

児童発達支援とは、障がいのある0歳~6歳までの
未就学児の子供に対して日常生活における、
基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練
などを行う施設のことです。

この施設との出会いで私たち家族が抱えていた
「不安」を取り除く事ができました。

また、ゆっくりではあるけれど
確実に成長していく事が分かってからは
安心して子育てが出来る様になりました。

私たちにとって、児童発達支援との出会いは
必要不可欠な出会いだったと感じています。

解決したい社会課題

 ✓長時間保育の児童発達支援施設が少なすぎる事
 ✓授かった障害児に関する情報が少ない事
 ✓障害児を授かった家族が心を整える時間がない事

息子を預けていた施設は、
【長時間保育】【母子分離】で預けられる施設でした。

息子自身が生後3ヶ月の時から
【週5日、9:30~16:00】預かって頂いている時間の中で
私たち家族は不安な思いを少しずつ取り除いていく事で
息子のダウン症を受け入れる事が出来るようになりました。

実際に預けてみると
ただ長時間保育してもらうだけではなく、
スタッフの方々が心から息子を可愛がってくれて、
愛情を注いでくれる姿がそこにはありました。

その姿を見て

『この子はこうしてちゃんと受け入れてもらえるんだ』
『この子の居場所はちゃんとここにあるんだ』

と思えるようになり、その当時の私たち家族の
心の支えとなり”第2の家”と思えるほど
なくてはならない存在になっています。

利用したからこそ見えてきた社会課題

息子が成長していく中で、同じダウン症のお子さんを育てるご家族との
出会いが増えていきました。色んな情報を共有していくうちに

見えてきた社会課題がありました。

それは、各自治体において、
【児童発達支援施設が少な過ぎる】という現実でした。

児童発達支援が地域にあったとしても、
”母子通園での1~2時間の療育”といった、
短時間の施設がほとんどで、長時間で尚且つ母子分離で
保育してくれる施設は数えられる程度しかありませんでした。

その現実を知った時に初めて、
私たち家族はとても恵まれた環境で息子を育てる事が
出来ていたんだと知りました。

私は以前から『子ども達を海のそばでのびのびと子育てしたい』
という思いがあり、今年の3月に海の近くに越しました。

引っ越しを決めると同時に、
この街のダウン症児を授かったご家族にも安心して子どもを預けられて、
相談の出来る場所を創りたいという想いが湧き上がり、
開設に向けて行動するまでにそう時間は掛かりませんでした。

児童発達支援にじいろ

親として困ってきたこと

 ✓保育園、幼稚園探し
 ✓●才児検診などの健常児と共に行うイベントなど
 ✓障がいの情報、障がい児家族との交流の場が無いこと

息子の保育園探しをしていた時のことですが、

障がい児を受け入れた経験のない園では断られることも