々と協力してくれた恩人、
そしてそして、お店に足を運んでいただいたお客様のおかげしかありません。
本当に本当に有難うございました。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
目次
1. きっかけ
2. 二度目の決断
3. 業態の再考
4. 間借り店舗オープン
5. 僕らのこと
1. きっかけ
2019年12月僕らは大きな決断をしようとしていた。
「よし、飲食店をやろう」
この決断は僕らの住む大阪という街に大きな大きなイベント大阪万博の開催が
2025年に決定したのと無関係ではなかった。
そもそもこの「肉と麺と」の創業メンバー4名中3名はこれまで飲食業に数十年関わってきた、いわばプロフェッショナルだ。山があるから登る登山家のように、この決断は単なる思いつきではなく、必然の流れのような気がする。
そうと決まれば、話は早い。
まずは何をやるかだ。
メンバーの一人が肉の専門家ということもあり、
こちらも必然的に肉をテーマにしたお店ということが早々に決まった。
焼肉、やきとん、焼き鳥、ステーキ屋、すき焼き、しゃぶしゃぶ、、、、
100人いたら99人は思いつきそうな業態ばかりが並んだ。
残りの1人が思いつきそうなことを、僕らなりに必死に考えて抜いた。
が、思いつくはずもなく経験がむしろ足かせとなり、悩み苦しんだ。
やると決めたら1つは必ず決めないといけない。
肉しばりで答えを出すことは簡単であるが、答えが正解かは誰もわからない。
答えを出すことがこれほど恐ろしいと思ったのはひさしくなかった。
そんな中で決まったのは
一人焼肉のお店
2019年9月に大阪市の天満橋に「焼肉ライク」というお店ができ
その仕組みにいたく感心したためだ。
ポジティブに、そしてしたたかに
この業態を絶対成功させるとみんなで誓った。
何を犠牲にしても。
そんな苦心と強い決意を嘲笑うかのように、まるでこの世界にサノスがあらわれ、6つのインフィニティストーンで世界の半分を消滅させるような出来事が起こってしまいました。
(映画アベンジャーズはこのことを示唆していたのかもと疑う程)
2020年1月 新型コロナウィルス感染症の世界的流行
初めは自分ごととしてとらえきれておらず、
一時的なものだろうと何も気にすることなく、店舗開業に向けて進めていましたが、日に日にその恐ろしさが日常を侵食し始め、人々の生活様式を様変わりさせてしまうほどの強烈なものとなりました。
その影響をモロに受けたのが飲食店
当然ながら、このプロジェクトは頓挫せざるを得ない状況となりました。
投資実行前だったこともあり
悔しさがこみ上げる自分
安心している自分
両者が交互に自分の感情を支配していました。
2. 二度目の決断
2020年8月
ほんの少し、ほんの少しずつですが
飲食店の経営状況も回復しつつある状況の中で
再度飲食店をやろう、という話が出てきました。
もともと話尽くしたプロジェクトだったので、
何をするか、ではなく、どのようにするか
というのが最大の論点でした。
「この状況の中でマジで投資する?」
これは本当に難しい決断です。
当然のことながら、
店舗を開業すればお金はかかるし、
100%成功する飲食店なんかこの世の中に存在しないし、
店舗には必ず働いていただく従業員の方がいて成り立つものだし、
そうして僕たちが一致した答えは
「間借りでやろう」
ということでした。
3. 業態の再考
間借りでの店舗開業が決まったのはかなりの前進でしたが、
新たに大き