日本最小規模⁉八千代台フォトコンテストを継続開催したい!

日本最小規模⁉八千代台フォトコンテストを継続開催したい!
「八千代台の時代や風景を残そう!」八千代台(千葉県八千代市)の風景や住民の皆さんの日常的な様子を撮影した写真を募集するフォトコンテストを今年初開催しました。入賞作品を使った限定フォトブックやグッズを制作し、リターンとしてお送りさせていただきますので、来年以降のフォトコン継続開催にご協力ください!

ご挨拶

こんにちは。2017年に千葉県八千代市八千代台地域の活性化を目的に地元住民14名が出資して設立した八千代台まちづくり合同会社です。
補助金等に頼ること無く、民間のアイデアや行動力を活かした地域活性化事業を行い、得られた収益を地域へ再投資しています。

代表的な事業は、八千代台で最古の商店街である北本通りの一部(約160m)を歩行者天国にして、年に2回開催するイベントBOOK STREET (春/秋の)本祭りです。市内最大の本の交換市を中心に、本や雑貨 、飲食の出店、路上パフォーマンス、さらに空きテナントを使ったワークショップ等、子供からお年寄りまで楽しめる賑やかな1日となります。

その他、パンまつりやハロウィンだよ全員集合!等の各種イベント企画・運営、10年以上使われていなかった耳鼻科をリノベーションしたレンタルスペース「オレッキオ(イタリア語で『耳』の意味)」の運営、また、八千代台の「あった」を再発見するまちの情報紙ReATTA(リアッタ)の発行を行っており、コロナ禍においては、地域の飲食店を応援する企画も実施中です。

プロジェクトの背景

しかしながら、新型コロナウイルスの影響により、例年実施しているイベント等は軒並み中止となるなど様々な活動が制限され、まちにも閉塞感が・・・。

そこで昨年6月、当社が予算50万円を捻出して事業アイデアを実現する企画50万円チャレンジ!として、一般から事業アイデアを募集しました。

そして、応募のあった15個のアイデアの中から選ばれたのが、「地域住民目線による八千代台地域の新たな魅力発見を促すとともに、それらの地域資源による風景の年表を地域の手で作りる」という、大学生が企画した八千代台フォトコンテストでした。
日本最小規模⁉「八千代台フォトコンテスト」

その後、企画を立案した大学生のみなさんとともにオンラインミーティングを繰り返し、約1年にわたる準備期間を経て、今年6月に写真の募集を開始しました。

全国では多数のフォトコンテストが行われていますが、これだけ地域を限定した規模のコンテストは珍しく、募集開始前は、「本当に応募があるのだろうか?」と不安な日々を過ごしたのは、今では良い思い出です(笑)

初めての開催であったにも関わらず計56枚の応募があり、それらの作品を八千代台の東西を結ぶ地下道に展示しました。その後、一般投票を含む審査を実施し、8月に12枚の受賞作品を発表し、オンライン表彰式を行いました。

※準備段階〜募集〜審査(一般投票を含む)〜表彰式までほぼオンラインで行い、撮影者も遠方から来てもらうよりも、地元住民が近隣で撮影する場合がほとんどで、三密や人流を避けた企画です。

大学生のみなさんとの毎月行ったzoomでのミーティング

このプロジェクトで実現したいこと

八千代台は日本の住宅団地発祥の地(記念碑があります)と呼ばれる、典型的なベッドタウンとして栄えてきました。その後、商店の減少、高齢化等により街の活気は減り、シャッター通りが増え、お祭り等のイベントも減っていきました。

そういった現状を改善しようという動きが、八千代台まちづくりプロジェクト⇒八千代台まちづくり合同会社の活動となり、今回の八千代台フォトコンテストに繋がってきました。

まちの風景は少しづつ変わります。自分たちは、この数年間の活動を通して、それを感じてきました。やはり、コロナ禍である今も含め、少しづつ変わっていくまちの様子を風景の年表として残していく必要があるのではないでしょうか?

今回初開催した八千代台