【高校演劇】「新しい演劇のつくり方」を通して中高生が主体的に生きる舞台を作りたい

【高校演劇】「新しい演劇のつくり方」を通して中高生が主体的に生きる舞台を作りたい
劇作家で演劇集団「範宙遊泳」を代表する山本卓卓と中高生が、共同で演劇を制作、稽古を行い、来年3月に渋谷PARCO9階のGAKUにて、作品を上演することを目指します。この取り組みを通じて、中高生が主体性を取り戻し、教育において演劇が有用であることを周知したいです!

ンをご用意しています。詳細はリターンページをご覧ください。

9月下旬:クラウドファンディング開始&ポッドキャスト配信
10月上旬:受講生募集開始
10月中旬:トークイベント開催
10月下旬:受講生募集終了
11月上旬:クラウドファンディング終了
11月下旬:授業開始
2月下旬:授業終了
3月上旬:リターンのお届け

教育と演劇のこれから。それらが重なる未来を描きたい。人の想像力と創造力があふれる場をつくりたい。そんな想いを込めてのクラウドファンディングへの挑戦です。海外では演劇教育(ドラマ教育)が盛んであり、芸術大学でも演劇科が置かれています。日本でも、演劇を授業に取り入れる公立高校の存在が知られているほか、今年度より日本で初めて「芸術文化観光」を深く学ぶ「芸術文化観光専門職大学」が開校されるなど、その普及が進んでいます。一方で、そのような教育機関の数はまだ限られているのが現状です。そのような状況であるからこそ、今回のプロジェクトを通して、演劇と10代との豊かな出会いのきっかけを創出していきたいと考えました。それは、教育機会であるとともに、新しい演劇の楽しみ方を生み出す機会にもなるはずです。想像力と創造力があふれる状況こそを、鑑賞者は体験したいはずです。ところで、そもそも「学び」とは何なのか。それは、知識や情報を覚えることはもちろんのこと、「文化的な営み」へ参加することであるとも思います。そこでは、教える・教わるという傾斜のある一方的なコミュニケーションよりも、共に何かを作り上げていく、励まし合っていくコミュニケーションが尊ばれますし、またそうであるべきです。そして、「学び」の担い手は、その文化を担い・支える全ての方々になっていくはずです。クラウドファンディングでは、資金を集めることはもちろんのこと、同じような課題や想いをもった方々にGAKUを知って頂く機会にもなればと願っています。ぜひ、お気軽にお問い合わせなどを頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
(GAKU事務局長・熊井晃史)

GAKUは、オルタナティブな教育プロジェクトとして、公教育的アプローチや、教育ビジネス的アプローチではカバーしづらい領域のクリエイティブ教育に少しずつ取り組んでまいりました。取り組みがスタートして1年半。大変ありがたいことに、様々なジャンルのクリエイターの方々にご協力いただき、10代の人生が変わるその瞬間に立ち会える手ごたえを感じています。デザイン思考、アート思考、そしてSTEAM教育など、社会においては、クリエイティビティの重要性が認識されています。コロナ禍も相まって、クリエイティブ x 教育のオンラインコンテンツも増え、クリエイターを目指す10代にとっては、非常に恵まれた時代であるかもしれません。しかし、クリエイティビティの本質は、知識の獲得と実践だけでは届かないところにある気がしています。

GAKUでは、10代のクリエイティビティを伸ばすためには、知識を与えるにとどまらず、一人ひとりの10代の個性に向き合い、それを引き上げること、また、第一線で活躍するクリエイターが10代と向き合うことで双方に良い影響を与え合うことが大切であると感じています。クリエイターが10代の個性にひとつずつ向き合うこと。それはとても時間がかかる、非効率なことです。残念ながら、短期的な投資対効果が確実に見込まれるものでもありません。しかし、「論理的」「効率的」の先にある「不確実性」にこそ、クリエイティビティの未来が、大袈裟でなく、日本の未来が、かかっているのではないでしょ