はじめに・ご挨拶
初めまして。
羽深 諭子(はぶか さとこ)と申します。
現在小学生の男の子2人を育てながらフルタイムで働き、2年程前からNPO法人の保護猫活動の団体に所属し活動を行っています。団体での活動は主にシェルターでの猫のお世話、預かり、捕獲を行っています。
この2年間50匹近くの子猫から成猫の預かりをし、里親様へつなげる活動をしていました。
今現在も成猫1匹(エイズ陽性)と8か月程の子猫の預かりお世話をしています。
団体での活動を通し色々学び、色々思い、色々考え、1年程前から個人での保護猫活動(主にTNR)を行っています。
最近は室内で多頭飼育で崩壊している家へ出向き避妊去勢手術への説得、手術の際の猫の搬送なども行っています。
このプロジェクトで実現したいこと
個人の保護猫活動のボランティアさんが保護した猫に里親様を見つける為の場所を作ります。
2021年、5月から月2回千葉市で個人の保護猫活動ボランティアさん対象の譲渡会を開催します。
譲渡会を開催する場所を作ることで、個人の保護猫活動ボランティアさんが躊躇なく猫を保護することができ、命を救い、猫にずっとのお家を見つける事が目的です。
一時的な譲渡会を開催するのではなく、「千葉ねこ里親会 にゃんハート」という団体を作ります。
ブログやHP広報活動を行い、「千葉ねこ里親会 にゃんハート」の認知度をあげ、一匹でも多くの保護猫が幸せになれるように活動をしたいと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
2020年の10月頃、里親募集サイトで見つけた写真がきっかけです。
ケージに子猫がたくさん押しこめられて、里親募集されていました。
何かおかしい、この家には何匹の猫がいるんだろうと気になり私から相手に連絡を取りました。
話を聞くと猫がいるのは、実家のご両親の家で、里親募集をしたのはその娘さんでした。
ご両親はアパート(動物飼育不可)に2年前に野良猫を2匹入れたところ、子猫が産まれ、そこからはどんどん猫が増え、2020年10月当時に25匹程の仔猫から成猫がいました。
離れて暮らす娘さんが猫を心配して里親募集をしていました。
私はそのご両親とお話をし、手術を促し、11月に団体主催の一斉手術で4匹のオスの成猫を去勢手術をする搬送のお手伝いをしました。
毎月数匹でも手術をしてほしいと言いましたが、「お金がない」とその後連絡が取れなくなりました。
その家に伺った時、家の中には産まれたての仔猫もいて、子猫が仔猫を産み、そしてたくさんの仔猫が成長できずに死んでいるとご両親から聞きました。
部屋はすごい悪臭、掃除のされていない部屋、明らかに猫の数に足りていない猫トイレ、猫を搬送した私の車は酷い匂いに包まれ大変なことになりました。
その当時、コロナで個人の保護猫を譲渡会に出す場所がありませんでした。
私も譲渡会にだせないと猫を保護することができず、数匹でも保護をしてあげればと思いながらもその家に仔猫を保護することができませんでした。
今年になってもコロナは収まらず緊急事態宣言が出されました。
春には団体のほうでもたくさんの仔猫の保護をすると思います。個人の保護猫活動ボランティアさんも仔猫を保護すると思います。
でも譲渡会に猫をだせなければ個人の方はつぶれてしまいます。
私は個人で頑張っている保護猫活動ボランティアさんが、その優しい気持ちで猫を助けているのであれば、猫が幸せになる為の最後の活動として譲渡会でずっとの家族探しをサポートしていきたいのです。