映画で佐賀県を盛り上げる!学生映画『鳩麦荘』制作プロジェクト

映画で佐賀県を盛り上げる!学生映画『鳩麦荘』制作プロジェクト
地元を盛り上げるための映画を!佐賀で育った早稲田大学生が佐賀を舞台にした自主制作映画に挑戦。※題名が『せせらぎ荘』へと変更になりました。

の深さ」、「自然の美しさ」といった魅力や素晴らしさにも触れました。大学に進学した今でも半年に一度は帰るほど僕にとっては故郷のような安心感を与えてくれる場所でもあります。

ですので、僕の得意とする映画制作で何かしら恩返しができないかと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。

8年前の僕の様に佐賀県のこと、唐津市のことをあまり知らないであろう多くの人にその魅力に知ってもらいたい。そして、足を運んでもらいたい。コロナ禍で、今すぐにというのは難しいかも知れませんが、いずれ行きたいと思えるような一歩を僕の映画をきっかけに踏み出してくれたらと思っています。

僕の立ち上げた映像制作チーム、From.H(From.Here)は『ここから』という意味があり、日本から世界に通用する映画を作るという僕自身の夢が込められています。

今回のプロジェクトはその前進として、『佐賀・唐津から』日本全国の人に見てもらえる映画を作ることを目標として8年で培った知識や経験を総動員して本気の一本を作り上げます。
延期を通して

大学三年生の夏。焦る気持ちも正直ありましたが、唐津市の皆様や応援してくださっている皆様。そして、制作するメンバー。全員が笑顔でこの作品の制作を進めていけるように。そして、完成させるために今回、このような決定をしました。

撮影再開目処は3月です。約半年。この期間でより良い作品に出来るようより全力で制作にのぞませていただきますのでどうぞよろしくお願い致します。
映画「鳩麦荘」 ー概要ー

○テーマ

どんな時代に生きても、どんな歳になっても失敗は経験する。そして、自分が望んでいた道でなくとも私たちは道を見つけてまた歩みはじめる。そしてそこには人の温もりがある。

○作品概要

三つの時代、三人の人間。失敗によって道が閉ざされ別の道に進んだもの。失敗をしたが諦めきれずその道を歩み続けたもの。失敗を恐れ、何にも挑戦せずにいたが新しく道を歩み始めたもの。その歩みには人の温もりがあり、形は違えど皆人生という同じ道を歩く。

・妻子に恵まれ幸せな家庭を築いていた男性。 田舎で大した仕事にはついていないが幸せな日々を送っていた。しかし、ある日会社が倒産し、 仕事を失ってしまう。仕事を探すも見つからず、お酒に溺れるようになる。見兼ねた妻にも出て行かれてしまい人生の意味を失う。立ち直れずどん底の日々を過ごしていたが、周りの人の温もりに触れ少しずつ前を向くようになる。贖罪として、妻子に手紙を書き始めた男性。周りが自分にしてくれたように、自分も誰かの役に立てないだろうか。誰かの居場所を作ってあげたい。そう考え鳩麦荘と名付けた民泊を始める。

・小説家を目指している吃音症の青年。 コンテストへの応募、出版社への売り込みを続けているもののなかなかうまくいかない。そんな中、他人の文章を書く仕事(雑誌のコラム)をオファーされる。同棲している彼女のためにもと 思い、仕事を受ける青年。しかし、徐々に自分の文章を書かなくなり、コンテストにも出さなくなる。心配する彼女と口論になり家を飛び出す。弱い自分を痛感するのであった。ふと目に留まったポスターを片手に唐津に訪れ、鳩麦荘に泊まる。同じ旅人である写真家の女性や鳩麦荘の主人との関係を通して、「喋れない自分が思いを他人に伝える唯一の方法が文章を書くことである」という、小説家になりたかった理由を思い出す。青年はまた小説を書き始める。

・失敗を恐れて挑戦をしない少女(高校生) 他人を失望させたくない。恥ずかしい思いをしたくない。なら最初から挑戦し