【はじめに・ご挨拶】
はじめまして。数あるプロジェクトの中から、 ご覧いただき、ありがとうございます。
兵庫県神戸市を拠点にフリーランスとして活動しているゴンドーマサキ(権藤将輝)と申します。
このたび、神戸を舞台にした絵本「スマバレイの錆びれた時計塔」を制作する運びとなりました。
今回、初めてのクラウドファンディングに挑戦いたします。
ワクワクとドキドキ、それから不安がたくさんありますが、まずは臆病な僕の背中を押してくれた方々に感謝申し上げます。
少し長くなりますが、最後までお読みいただけると嬉しいです。
【このプロジェクトで実現したいこと】
神戸を舞台にした絵本「スマバレイの錆びれた時計塔」を制作します。
「スマバレイの錆びれた時計塔」は3年前に書いた短編小説です。
<あらすじ>
小さな町「スマバレイ」の象徴ともいえる時計塔は、時代の移り変わりとともに厄介なものになっていた。「時計塔撤去」を主導する父親を誇らしく思う主人公のケイトだったが、クラスメイトのジェニファーから時計塔が心の支えになっている人たちの存在に気付かされる。しかし、予定通りに時計塔は撤去。スマバレイから鐘の音が消え、ひとりの老婆が亡くなったことで、ケイトはクラスメイトたちと共に時計塔の代わりに「時を知らせる行動」を決行する。
※原作は、こちらからお読みいただけます⇒ https://note.com/gongawara/n/n3723c08c3dd3
なお、イラストは絵描きのhareさんが担当いたします。
【プロジェクトをやろうと思った理由】
本作品には「世の中には不可抗力の出来事や理不尽なことが起きるもの。そのときに、何を考え、どのような行動を起こすかが大切」とのメッセージを込めています。
3年前に書いた作品ではありますが、新型コロナウイルスの感染拡大により行動が制約されてしまっている今、改めて子どもたちに伝えたいと思うようになりました。
絵本にしたいと思ったのは、小さな子どもたちをはじめ、親子で読んでいただきたいと考えたからです。
また、生まれ育ち、今も暮らす神戸の街に少しでも恩返しがしたかったのも大きな理由です。
「スマバレイ」とは「兵庫県神戸市<須磨>」に由来しています。今回の絵本の舞台は、神戸の「須磨」や「塩屋」というエリア。絵本には、実際に存在する風景を取り入れています。
絵本を読んでくださった方々が「神戸や須磨・塩屋を訪れたい!」と思うきっかけになれば、神戸活性化の一助となるのではないかと考えました。
絵本出版後は、物語に登場するカレーやカクテルを神戸のカレー屋さんやバーテンダーさんに再現していただいたり、音楽イベントをゆくゆくはリアルで開催したり、といったビジョンを描いています。
【これまでの活動】
僕は兵庫県神戸市で生まれ育ち、人生のほとんどを神戸で過ごしてきました。現在は、神戸を拠点にライターやコンテンツディレクターとして仕事をしています。会社員時代には「神戸の活性化」を掲げるwebサイト の立ち上げや運営にも携わりました。
6年前、フリーランスになると同時に小説の執筆を本格的に始めましたが、神戸を舞台にした物語はずっと書いてみたいと思っていました。そんな中、3年前に須磨浦山上遊園でお花見をしているときに思い付いたのが短編小説「スマバレイの錆びれた時計塔」です。
これからも暮らし続ける神戸の街をより良くするために、自分にできることを地道にやっていきたいと思います。
(「スマバレイプロジェクト」の一環