オープン直後に緊急事態宣言!釧路のLGBTフレンドリースナックを応援してほしい!

オープン直後に緊急事態宣言!釧路のLGBTフレンドリースナックを応援してほしい!
ひがし北海道の中心都市「釧路」。様々な産業が栄える街として多くの人が住むだけでなく、国内外から出張者、観光客などが多く集まる街です。そんな釧路で唯一となるLGBTフレンドリーを掲げたスナックを開業すべくLGBT当事者の3人で準備をしてきました。が、開店直後に緊急事態宣言…。この危機を助けて下さい!

■はじめに・ご挨拶

はじめまして!ひがし北海道・釧路在住でLGBT当事者(ゲイ)であることをカミングアウトしている田辺貴久と申します。

先日、私が住む釧路に、仲間とLGBTフレンドリーなスナック(バー)「ぽんこたん」を8/26にオープンしました。しかしオープン翌日から緊急事態宣言が発令!なんと開業翌日から営業ができなくなってしまいました!なんとか店を維持するためにお力を貸していただきたく、クラウド・ファンディングを行うことにしました。どうぞよろしくおねがいします!
■自己紹介

私は千葉県出身で一昨年まで東京の企業で全国で発行しているフリーペーパーの編集長として働いていました。東京で働いていたときから、職場でも自分がゲイであることをカミングアウトしており、社内外でLGBTダイバーシティ・インクルージョンの活動に携わっていました。プライベートでもLGBT当事者の友人が多くいて、仕事帰りには都内のゲイバーに飲みに行ったり、休日はパートナーや友人と遊んだりと、楽しく過ごしていました。

2019年に縁あって釧路に移住し、現在は地元の中小企業支援の仕事をしています。
■釧路にLGBTフレンドリーなスナックを開こうと思ったきっかけ

釧路は港町ならではのおおらかで明るい雰囲気の人が多く、夕方になると霧につつまれて幻想的な雰囲気となり、夜になればたくさんの飲食店やスナックビルの看板にあかりが灯る魅力的な街です。自然豊かなひがし北海道の中心街として、観光客、出張の方など多くの人が訪れます。

しかし、そんなステキな街でひとつ物足りないのが、東京のようにふらっと立ち寄れるゲイバー・LGBTフレンドリーなバーがないことでした。

釧路の歓楽街 末広町

地方都市だとまだまだ自分がLGBT当事者だとカミングアウトをしている人は少数です。釧路にもLGBT当事者が気軽に立ち寄って、自分を隠さずに過ごせる場所があったらもっと楽しいのにな、と思っていました。

釧路のLGBT当事者の友人にそんな思いを話したところ「私もそういう場所があったらいいと思っていた」と賛同してくれたことから、仲間と一緒に「釧路にLGBTフレンドリーなスナックを開こう!」と決意しました。

「LGBT当事者のための」お店ではなく「LGBTフレンドリーな」お店と言っているのは、だれもが自分らしく過ごせる場所があったら、きっとLGBTだけでなくみんなに嬉しい場所になるのでないか、と思っているからです。

「店に出入りしたら当事者だとバレそうで行きづらいと思ったけれど、お店の中にいる人はLGBTアライの人たちだし、当事者だけのお店じゃないし、ちょっと覗いてみようかな」

「釧路にはLGBTフレンドリーなスナックがあるんだ。旅行や出張で釧路に行ったら、寄ってみよう」

「いままで人には話していない悩みがあったけれど、あの店だったら話を聞いてくれるかな」

…そんな感じで、みんながリラックスして過ごせるお店にしていきたいと思っています。ですので、LGBT当事者だけでなく、LGBTにフレンドリーな方はどなたでも大歓迎です。
■一緒にお店を運営する仲間

今回、いっしょにお店を運営する仲間をご紹介します。

ぱんだや(T)
占い師・イラストレーター。LGBT当事者(トランスジェンダー)であることをカミングアウトしている。2019年から、釧路の当事者コミュニティ「オムらいす」を主宰。2019年からオムらいす主催の「にじいろパンダ食堂」「にじいろパンダまつり」と称して、LGBT当事者が集まる食事会・懇親会を開催。