希望のピアニストふたりと共に、ARMONICAピアノトリオの生演奏をお届けしたい

希望のピアニストふたりと共に、ARMONICAピアノトリオの生演奏をお届けしたい
股関節の手術、そして脳梗塞から立ち直り演奏しているARMONICAピアノトリオのピアニスト安田恵美子、そして今回のスペシャルゲスト、84歳の綿貫美佐子氏がピアノソロを披露。この二人の希望のピアニストとともに、コロナ渦を乗り切るための癒しのクラシックコンサートを開催し、継続したいと思います。

ル(門真市民文化会館ルミエールホール内2F)
 〒571-0030 大阪府門真市末広町29番1号 TEL:06-6908-5300

*次のyoutube動画は2020年3月28日のコンサートでの演奏です。

『ちょっとリトリートなサロンコンサート』演奏:ARMONICAピアノトリオ

ピアノ三重奏曲第39番ト長調 Hob.XV-25(ハイドン)

アイゴットリズム(ガーシュイン/ Arr. by Reiko Yasuda)

スワンダフル(ガーシュイン/ Arr. by Reiko Yasuda)

サマータイム(ガーシュイン/ Arr. by Reiko Yasuda)

【希望のピアニスト(ひとり目、Piano 安田恵美子)】

◇ピアニスト 安田恵美子が辿ってきた軌跡

股関節手術、脳梗塞を乗り越えて、今、魂の響きをピアノで表現♪

2017年6月22日にチェリストだった父が他界。

その後、2019年2月5日に母が他界。特に父の方は、晩年、人工透析を行なっていたため、週に3回、透析に送り出すまでが、本当に大変でした。

人間、タンパク質を取らないと、脳の機能も体(筋肉)も低下してしまいますが、透析をやっていたので、タンパク質を極力取らないようにしなくてはいけないジレンマがありました。

父は亡くなる1週間前まで、完全に自宅介護でした。

その自宅介護の後遺症もあると思いますが、妹@Pf、恵美子の右足股関節がボロボロで限界を越えていて、もうずっとビッコを引いて頑張って頑張って歩いている状態でした。母が亡くなった直後になってしまいましたが、股関節手術を行い、医療チームもすばらしく、お陰様で、無事、成功しました。

しばらくは杖を使っての生活かと思っていましたが、いつの間にか杖はいらなくなっていました。

その股関節手術から約2ヶ月半後の朝、妹@Pf、恵美子が、脳梗塞を発症しました。

その日、私は、アンサンブルARMONICAのメンバー、コントラバスの岡田亜矢子さんのお父様のご葬儀で、亜矢子さん達と一緒に弦楽アンサンブルを演奏する予定だったので、早めに出かける予定でしたが、その日にかぎって寝坊をしてしまいました。

私が寝坊をしてしまったことで、妹@Pfが倒れた時刻に私が自宅にいたので、妹を助けることができたと思っています。

私が妹をかついで、レッスン室のイスに座らせても、滑り落ち、何度か担ぎ上げて、イスに座らせましたが、すでに倒れたときに、右半身付随、言語障害が出ていたので、当然、自力で動くことができませんでした。

最近、救急車を呼んでも来るのがとても遅かったりすることが多いですが、この時は、電話をして10分くらいで、奇跡的に救急車が到着。そして、脳梗塞の発症から、90分以内に病院での最初の処置が開始されたので、幸い、後遺症は残っていません。

とは言っても、それは他者から見た妹の状態、様子であって、本人は、やはり、指が動きにくい、身体が動かしにくいなど、苦しい思いをしてきたようです。

妹が脳梗塞を発症した日の午前中に伺う予定であった亜矢子さんのお父様のご葬儀には、(元々、かなり早めの時刻で動く設定をしていたので。。。)思っていたよりは遅かったものの、若干、早めに到着し、無事にご葬儀での演奏を終えて、亜矢子さんのお父様をお見送りさせていただくことができました。
その後、すぐに、妹が入院した市内の病院へ急ぎました。

妹@Pf本人にしかわからない苦しみや辛さを乗り越えて、『今』がありますし、周りがみているように、本人としては、簡単に