これまで一般社団 法人あした葉 として「地域医療は住民、行政、医療・福祉機関が協働でつくるもの」という理念で、在宅療養啓発活動を中心に活動してまいりました。 これからのあした葉は居場所、健康予防、相談・連携 世代間交流を要に住みやすい街づくりのため地域貢献と、人の尊厳を守り自律して「元気で長生き」できるようサポートをさせていただきたいと願って活動しております。
そして、地域に根差した医療・介護の相談場所として、東富田の古民家を再利用した「古民家コミュニティカフェ・暮らしの保健室」をこの度OPENしようとこのプロジェクトを起案いたしました。
みなさまにとって介護や看護、人生について考えるきっかけとなり、癒しの場となるようなコミュニティカフェを作るため、ご協力いただけましたら幸いです。
【企画内容】
古民家を利用し、コミュニティカフェ・暮らしの保健室を作ります!
子どもから高齢者まですべての人を対象に、医療福祉・教育に関する研修、啓発、相談を行い、人材育成・子育て支援に取り組みたいと考えております。
誰でも集える場所を作り、自律した精神を育み、豊かに安心して暮らせる街づくりに寄与します。
【目的】
介護者や認知症ご家族の方に安心してきていただけ、相談ができる場になればいいと思います。また、子ども食堂では地域の子どもたちに美味しくて暖かい食事の場を提供することで食育を学んでいただきたいと思います。今後の展望としては、寺子屋やグリーンカフェ等の活動もここを拠点にしていこうと考えています。また、地元企業やお店と連携して、地域の活性化にも寄与できれば幸いです。
【古民家改修作業の様子】
【二階の様子】
【リフォーム前】
四日市市東富田町は四日市市でも海岸沿いにあり、東海道では桑名宿と四日市宿の中間にある宿として発展しました。街道沿いには旅籠が軒を連ね、焼きハマグリが店頭で売られていました。また、漁師町としても有名で、今回の古民家の家先にも、魚を並べる台があります。
大正初期には煮干し・素乾イワシなどの生産が盛んになり、第2次大戦後は漁法の発展によって漁獲高は飛躍的に伸びましたが、四日市コンビナートの発展によって、漁獲高は急減し漁業を営む人が無くなってしまいましたが、今も代々続く老舗の水産加工業者と鰹節問屋があります。
私はもともと人の役に立つのが好きで、看護師をしていました。看護師として働く中で、病院に行くしかないと思って末期がんで入院する患者やそのご家族を数多く目にしてきました。
地域医療という言葉をご存じでしょうか?
医療は病院以外でも受けられます。
例えば在宅療養・ホームホスピスという選択肢を知っていれば住み慣れた自宅で介護を受けながら人生を過ごすことができます。
知らないことで見過ごしてしまう選択肢が最適解だった、ということも残念ながらまだまだあります。
そんなことが起こらないよう、そして今苦しんでいる・困っている方々の助けになればと
医療関係者が常駐するコミュニティカフェ・暮らしの保健室を作ろうと思いました。
そんな折、東富田に最適な物件が見つかり、後押しを受けるようにプロジェクトを始めたのがきっかけになります。
地域課題としては東富田地区の高齢化率が高く、独居、高齢世帯が多い、というものがありました。
昨今の現状として、認証の発症率も年々増加傾向にあります。
そういった諸問題には早期に対応する必要があり、小回りの利く拠点として地域医療に貢献できればと思います。
また、みんなが集まれるような居場