必要とする方に知ってほしい
リカバリーカレッジは、いわゆる精神疾患を抱えた人だけではなく、病院に行くほどのこともないがストレスで疲れている方、子供が引きこもりの方、メンタルのことに興味がある方など、誰でも学んで欲しい。
そのために広報は充実させたい。
2 誰でも学べるチャンスを提供したい
経済的理由で学ぶ機会を諦めて欲しくない。そのために受講料の補助をしたい。
3 講座を充実させたい
そのために対面による講座、オンラインによる講座を開講したい。
多様なニーズにこたえられるよう豊富な講座を開講したい。講座数を増やすためには資金が必要です。
海外とは違い、日本では国の保障がないため、受講生からの受講料を頂くことで運営されています。そのための潤滑な資金がありません。スタッフはボランテアで働いており、存続自体が難しい現状です。
リカバリーカレッジふくおかでやること
リカバリーカレッジふくおかは「誰でも、自ら選んだ講座を、共に学ぶ場」です。精神保健福祉医療の専門的知識に加えて、そこに集まる人みんなの体験からくる知恵が教科書です。そして、そこからお互いに学びあうことができる場です。
「リカバリーカレッジふくおか」の2021年秋講座の一部を紹介します。
講座は対面講座とオンライン講座(Zoom)の2つの形式で行います。
誰もが、気軽に選択して学べるようにと考えています。
運営・企画・実践は、医療や福祉の専門家と精神的つらさを経験した方とのコ・プロダクション(共創)でしています。
法令に基づく医療、診察行為を行うものではありません。教育的アプローチであり、治療を目的としたものでもありません。精神保健福祉領域の専門職による専門的知識と精神的つらさを経験しリカバリーしてきた人々との経験知を活用した講座を開講します。
受講にあたっては利用規約の同意をいただくことで、安心して受講できる環境を整えております。
受講生が目標を達成できるような、また満足できるような講座づくりを行ないます。そのために、多くの方の意見を取り入れて講座を作ります。
リカバリーカレッジのフィデリティ(基準チェック)に基づいて行い、質の向上に努めます。
リカバリーカレッジふくおか講師陣
運営メンバーの想い
リカバリーカレッジふくおかへの想い (かけるん)
私は精神疾患の当事者ですが、今はリカバリーカレッジの運営に加わってます。
今でこそ、活動的な私ですが、以前はいわゆる引きこもりでした。
自分が変わったのは、精神福祉大会に行ってことからです。今までの景色が変わり始めました。いろいろな方とつながり始めたことで、リカバリーカレッジを知り、直感で自分の役に立つと感じ、行ってみたいと思いました。福岡でリカバリーカレッジができると聞き、ぜひ参加したいと心がおどりました。ネットでカレッジラボという勉強会を知り、参加させていただき、その2か月後には運営メンバーとして迎えていただきました。どうせやるなら、面白いほうを選ぼうと思ったからです。
もちろん、今でも、学生として、リカバリーカレッジで勉強したいとも思ってます。
だからこそ、そんな方と一緒に学びあえたらいいな、と考えてます。
福岡発信で、ネットで開催されることもあるかと思いますが、いろんな方と学びあえて、いろんなことをお互いに吸収できればと思ってます。
時には、楽しく、時には真面目に、一緒に学びあえればいいですよね。
リカバリーカレッジへの想い 馬渡春彦
私は今、53歳