さん(ピアノ)と坂直さん(バイオリン)▼子どもたちと考える:感想文コンクール実施
感想文コンクール ご案内
全国の子どもたちが、原爆投下の歴史を身近に「自分ごと」として考える機会を持つことを目的に、上記オンライン・イベントについての感想文コンクールを実施します。大賞には「広島への旅~明子さんのピアノに会いに行こう」を贈呈します。被爆地でない人にも、被爆者が身近にいない人にも、「核なき世界」の大切さを広く伝えることをめざしています。
感想文コンクール大賞には「広島への旅~明子さんのピアノに会いに行こう」
▼いただいたご支援は、以下のように活用します
・オンライン配信経費 200,000円
(演奏者旅費、通信費、会場費など)
・「広島への旅~明子さんのピアノに会いに行こう」実施経費 200,000円
(コロナ禍が落ち着いた時期に実施)
・明子さんのピアノ維持費 200,000円
(修復費用、メンテナンス費用)
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計 600,000円
▼ 実施スケジュール
7月16日 記者会見
~8月6日のオンライン・イベント/感想文コンクール「奏で継ぐヒロシマ~被爆を生き抜いた2つの楽器」広報・準備~
8月6日 オンライン・イベント「奏で継ぐヒロシマ~被爆を生き抜いた2つの楽器」実施
8月7日~28日 「奏で継ぐヒロシマ」感想文受付
8月16日 クラウドファンディング終了
9月末 感想文コンクール大賞発表
10月末 リターン発送
10月以降 大賞「広島への旅~明子さんのピアノに会いに行こう」実施 / SNSで発信
▼被爆者の生の声が聴けなくなる日を迎えても
被爆を生き抜いた「明子さんのピアノ」を広く伝えようというこの活動に関心を持ってくださった方々に、心から感謝申し上げます。
厚生労働省の発表によると、広島と長崎で被爆し被爆者健康手帳を持つ人は、この10年で4割以上減り、今年3月末で13万人を下回りました。この1年、ピースボートがお世話になった被爆者の方々も、何人も旅立ちました。「決して繰り返してはいけない」と決意した揺るぎない眼差しと、原爆体験のない私たちを受け入れ励ましてくれた優しさを、忘れることはありません。
被爆者の痛みを生んだ核兵器は、今も世界に1万3,000発以上存在します。その大きな数や政治的複雑さゆえに、自分とは無関係だと感じてしまう方も多いでしょう。でも、ある被爆した少女について知り、その少女が当時愛用した楽器の音を聞くという体験で、被爆を「自分ごと」ととらえることができるはずです。
音楽には人をつなぐ力があります。
「明子さんのピアノ」と出会い、当時を想像し、言葉を語り継ぎ、音楽を奏で継ぐ。多くの子どもたちが、貴重な証言や遺品に耳を傾け、その物語を自分に置き換えて考える。そして今度は自分が伝える側になって、平和の作り手になる。今年8月6日のイベントを成功させ、さらにそれを繰り返し、広げていくことによって、「明子さんのピアノ」の平和の音色を次世代に響かせ続けていきたいと考えています。
多くの皆さまのご支援とご協力をお願いいたします。
HOPEプロジェクトの廣谷明人さん、二口とみゑさん、「明子さんのピアノ」と一緒に
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