「くろもじ」は日本固有種の香木で、一般的によく知られているのは和菓子によく付いてくる菓子切り用のつまようじとしての使われ方。他にも枝や葉から精油をとりアロマを楽しんだり、和製ハーブティーとして飲まれたりしています。香りや味わいは黒糖のような甘さとウッディな香ばしさの中に柑橘のような爽やかで透明感のある上品さを持っており、さまざまな健康への作用やリラックス効果もあり古くから活用されてきました。
そのスカッとした爽やかな香りとほのかにある甘さが今回の「風呂上がり」テーマに抜群に合うと思い、そしてこのプロジェクトを立ち上げようとなった5月下旬、ちょうどこの時期に京都市北部京北という地域でクロモジ茶を作ってらっしゃる方々がおられ、良縁繋がり今回クラフトビール界でもおそらく初ではなかろうかというくろもじ全面推しの爽快ハーブエールをお届けします。
京北の「くろもじ」
京都市内北部 “京北” と呼ばれる地域で、「樹々の会」という女性視点で森林振興に取り組む女性林業研究グループがあります。
小さい頃から地元京北で育った一瀬裕子さんを中心に地元女性の方30名程で活動されているグループで、「昔から人とともにある、自然を生かす知恵をもっと身近で活用する」をテーマに、まいたけや山菜、森づくりなど、数々な活動をされています。
「樹々の会」の皆さんとカケザングループスタッフ
一瀬裕子さん
「樹々の会」代表の一瀬さんは、「山と結婚した人生。」だとおっしゃる山が大好きなパワフル元祖山ガール。
かつては盛んだった地場産業である林業を通してを通して京 北地域を活性化させることを目指し20年前から活動を始められ、ある時からくろもじにも着目。
これまでに複数のくろもじ商品を開発・商品化される中で、4年の試行錯誤を経てくろもじ茶を5年前に完成されました。
樹々の会は5月の新緑の時期になるとくろもじの木々や若葉の採集のため山へ入り、そこから”葉”は蒸して手揉みし焙煎、くき茶になる木々は細かくカットに蒸されます。 これらの作業やその後の包装などの工程も含め全て丁寧に手作業で行われています。
葉を蒸した後の手揉み作業
枝切り作業は京北の廃校で行われています
その他お茶以外にも飴や入浴剤、お香の商品なども作っておられます。
樹々の会の皆さんは、くろもじの商品開発によって森林振興に取り組み地域の活性化に繋げていることが評価され、様々な賞を受賞されています。 一瀬さんは未来に向けては大きな大きな目標を持っておられ、今後様々な企業とコラボしたり、大きな企業を京北に誘致しくろもじを通してもっと地域の雇用が生まれるなど、「くろもじの力で拡がりのある地域にしたい」と熱い想いを語ってくれました。
そんな夢のある「樹々の会」の “くろもじのくき茶と茶葉” を、合わせて1.5kg!ふんだんに使います!
リターン品の紹介
風呂上がり専用ビール “浴び〜る酔え〜る”
ウッドミルブルワリー 限定1タンク = 350mlボトル×約1,200本! 皆様、最高に美味い風呂上がりビールを一緒に飲みましょう!
くろもじ 入浴のとも
くろもじの枝をカットしてパックに詰めたワイルドな入浴剤。 こちらのパックを沸騰したお湯に暫く浸けてから浴槽に入れて下さい。 爽やかな森、柑橘のような香りに包まれます。
くろもじ茶
手作業により丁寧に作られた和ハーブティー。 リラックス効果や抗菌活性化など健康効果はさまざま。一息つきたいときにぜひどうぞ!
Woodmill Brewery オリジナ