らいかかりますよね。
「健 武 動」は全身運動です。型と型の間には三角掌(休呼吸)を挟んで連続して行うため、覚えやすく続けやすい体操となっています。
体幹 整体操「健 武 動」簡単式は3つの基本技法を元にした「体極動」と「丹田呼吸法」を使い、体の部位毎に首から足底まで流れるようなゆったりとした動きで13個の型を行なっていきます。
【3つの基本技法】と【体極動】
基本技法❶三角掌〜両手で胸の前で三角の形を作り、型と型の間に行う息継ぎの休呼吸です。
基本技法❷手首極め〜合気柔術で相手に手を掴まれた際に使う技法。これを「健 武 動」に応用し指先から逆に体の方向へ力が伝わるようにして、指先を張り掌はボールを掴むようにして指先を真っ直ぐに伸ばします。型を行う際には必ずこの形を作りながら動作を行います。
基本技法❸アイソメトリクス(等尺性筋収縮)〜筋肉の長さが変わらずに力を発揮する筋肉の収縮形態のひとつで、体の部位を均等に押し合うことで自重をかけて各部位を強化できる方法。「健 武 動」では型を極めてから6秒間アイソメトリクスを維持することでインナー/アウターマッスル(内部/外部筋肉)を同時強化できます。
【体 極 動】
上記の基本技法❷手首極めと❸アイソメトリクスを組み合わせたオリジナル技法。アイソメトリクスを行う時は必ず手首を極めながら型を行うことで、指先からの全身へ力を伝えやすくし、アウターマッスル(外部筋肉)からインナーマッスル(内部筋肉)へと力が浸透していくことで同時強化に繋がります。
また身体バランスの向上、矯正効果も兼ね備えた、より体全体を考慮した技法となっています。呼吸に合わせてできるだけゆったりと行うのがコツ。
【丹田呼吸法】
へそ下5cmの部位を丹田と言い、ここを意識しながら鼻から息を吸いこむ時、下腹を膨らませ、息を吐くときは口をすぼめ、細く長く吐きながら下腹を凹ませていく方法が丹田呼吸法。
体の悪い気を排出し良い気を取り入れ活性化させるイメージで行います。上記を意識しながら「健 武 動」の動作を行うことにより、体幹を強化して気血(血液と神経)の流れを良くして、自律神経を整えることができます。
【13の型】
部位別にそれぞれ10の型があり、その前後に始型、終型、そして最後に立瞑想を含めて13の型となります。体幹部を中心に頭頂から足底まで上記「体極動」と「丹田呼吸法」を用いながら行っていきます。
型と型の間に三角掌を挟むことで単独の型毎に行うこともできますが、13の型を通して行う方が気血の流れが途切れずに、より効果的です。太極拳の套路(武術の一連の動作、手順)をイメージしてみて下さい。(下記画像参照/内容の一部を抜粋)
13の型をマスターすることにより、これを習慣化することで必要最低限の運動効果を上げることができますので、後は運動いらずの快適生活があなたを待っています。
本編ではより詳しくテキスト画像にて解説しています。
継続こそ力。まずは1週間続けてみて下さい。時間にするとわずか5分。朝少し早く起きて日光を浴びながら行うのがベストです。(仕事終わりや休日にやろうとすると色々用事ができてやれなくなります(笑)
コレ重要です。
(マスターするまではそれでもOKです)
身体中に血が巡り、呼吸の変化、体調の変化が感じられると思います。
今回の体幹 整体操「健 武 動」はこの1億総体幹プロジェクトのためにアレンジして作った体操です。本来の「健 武 動」ではもっと武道的要素である動きが入り、より本格的なものとなって