足助の町並みで100年続く庭づくりを始めたい!

足助の町並みで100年続く庭づくりを始めたい!
国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されている足助の町並みの中で、手入れされずに荒れ果ててしまった場所を、いろいろな使い方で多くの皆さんに長く親しんでもらえるような「百年庭園」として再整備します。外からは見えにくい敷地内の「庭」を半公共的に運用し、町並みの魅力を高めます。

支援金は、東の園の危険個所を撤去した廃材の処分費に充てます。撤去は自分たちの作業でできますが、狭い路地から多量の廃棄物を運搬用の車両に人力で運ばなければならず、また廃棄物の運搬・処分は適正な形で行う必要もあり、その部分は費用が発生します。今後の作業の場を確保するために、今回はその運搬・処分費の資金に的を絞ってご支援をお願いします。また、いただいた資金の一部は、リターンの品物を制作してくれる足助屋敷の職人さんへの支払い等に充てます。

廃棄物運搬・処分費用:450,000円
返礼品準備・発送、振込手数料等:150,000円
実施スケジュール

万が一でも危険個所が崩れたり廃材が飛散したりしてご近所にご迷惑をおかけしないように、台風シーズン前には、倒れかかった塀や崩れかかった下屋は取り壊し、廃材等も処分したいと考えています。

8月末まで ①塀と下屋の取り壊しと廃材等の整理:ワークショップ作業で実施予定
ー 8月20日までに今回のクラウドファンディングが成功した場合 ー
9月末まで ②廃材等の運搬・処分(産廃業者へ委託:今回の支援金の使途)
10月以降、③片付いた現場の地盤整備等をワークショップ作業で再開。返礼品発送開始
その後、地蔵小路沿いの塀の再築(重伝建地区の景観保全のため必要)など
リターンのご紹介

リターンには、旧料亭の寿ゞ家で使われていた食器類や、今後の百年庭園でのワークショップ参加権のほか、香嵐渓の中にある足助屋敷さんとのコラボで、足助屋敷の職人さんたちに作ってもらう、寿ゞ家特製の品を用意しました。これらの品は、寿ゞ家の現地での購入またはクラウドファンディング用の限定品となります。

足助屋敷の傘職人が作る寿ゞ家オリジナルデザインの番傘 竹を削って骨を一本一本作るところからすべて手作業で制作しています。 

足助屋敷の鍛冶職人が作る寿ゞ家オリジナル包丁。
「日本民藝館展」に入選した実績もある包丁です。

足助屋敷の木地職人が作る寿ゞ家オリジナルの鈴型小物入れ 

寿ゞ家の厨房にあった食器類(現在は別の場所で保管しています。)

また、当研究所が酵母の検出を企画した「四季桜(秋にも咲く桜)」の花酵母で醸した希少な限定酒(初回11月頃蔵出し予定、総量300ml ×250本 予定)も、寿ゞ家見学のお土産として用意します。
最後に

足助の町並みの魅力は、ここに住む人たちの魅力でもあります。町並みに暮らすその生活があってこそ、風情ある景観も行事も保たれて行けると思います。町並みを住み継いでいくためには、町に時代時代に合った機能を加えていく工夫が必要です。
その一助として寿ゞ家の再生活用等の活動をしていますが、寿ゞ家の「点」だけでは機能を補完することはできません。寿ゞ家が面する地蔵小路の「線」や地蔵小路を軸とした一定の「面」に新たな機能を整え、充実させていきたいと考えています。
コロナ禍で思うように活動ができませんが、それでも少しずつ作業を進め、皆さんが安全に立ち寄ってもらえるような形に整えてきました。そして費用がかかってしまう廃材の運搬・処分ができれば、今後の作業を円滑に進めることができます。今後百年の計画を始めるためのご支援とともに、庭友として足助の町並みを楽しむ活動に積極的に、継続的にご参加くださいますよう、 どうぞよろしくお願いします!!

東の園から見た寿ゞ家本館。
東の園も一体的に整備することにより、地蔵小路を軸とした面白い空間を作ることができます。ぜひご一緒ください。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実