こんにちは、文筆家の佐久間裕美子です。DEPT代表/アクティビストのeriです。
私たち2人で「この国の問題が問題」というInstagramとウェブサイトで楽しむことのできるクイズを始めることにしました。
左:佐久間裕美子 右:eri
パンデミックが教えてくれたのは、「政治」というものが、思っていた以上に、私たちの生活や命の根幹に関わっている、という厳然たる事実です。政治家たちは会食を続けながら、国民には自粛や自助を要求し、パンデミックを抑制できていないのに、五輪を開催すると言い続けています。また、その一方で、福祉や医療を縮小し、企業や個人への支援を出し渋っています。
国家の仕事は、国民の命を守ること。国民は税金を払うのと引き換えにサービスを受け取るはずなのですが、現時点で、日本政府は税金に見合うサービスを提供してくれているでしょうか? 私たちの民意は政治の決定に反映されているでしょうか?
私たちの一票一票は大きな意味を持つはずなのに、社会環境はなかなか改善されません。政治の存在が生死を争う問題になっているのに、どういうわけか知識がないと意見を言ってはいけないような空気感があって、多くの人が「政治の話をしづらい」と感じているようです。確かに、自分たちの社会がどうやってできているのか、私たち市民の生活がどうやって守られているのか、勉強すればするほど、政治は複雑に入り組んでいます。自分たちの生活に関わる政治の決断が下される国会での動向を追おうにも、報道を通じて知ることができるのはほんの一部だし、生きるだけで必死なのに、どれだけの人が国会中継に張り付くことができるでしょうか。
そこで考えたのは、どうしたら、政治を、もっと多くの人の共通言語にできるだろうか?ということです。
情報を摂取する余裕がない、シンプルに情報がまとまった場所がない、何をどう伝えればいいのかわからないーーそんな声を耳にして、エンターテイメント、文化、ライフスタイルの現場で働く有志(憂志)が集まり、何ができるかを考えた結果、足りないのは、政治についての学びとコミュニケーションのツールではないかと結論にたどり着きました。政治の現状を、楽しく愉快に学ぶことのできる情報の宝庫でありながら、会話のきっかけになるような共有しやすいコミュニケーション・ツールを作りたいのです。
政治は、立っている場所によって見え方が変わる生き物です。見える世界の違う人たちが、政治の問題を話しあい、自分たちの社会の未来を一緒に想像する、そんな場所を理想に、自分たちの社会がどういう仕組みで動いているのか、知るという作業のおもしろさを、自分たちの生きる場所の未来のデザインに参加することの楽しさを伝えられたらと考えています。
合言葉は、Know Our Powerです。みなさんも、このプロジェクトに参加しませんか?
【クイズ例題】
【実施スケジュール】
7月1日:クイズローンチ/クラウドファンディング開始
7月〜8月:継続的にクイズをリリース
9月18日:クラウドファンディング最終日
9月〜:衆議院選挙に向けて企画
【資金の使途】
目標金額:500万円
デザイン費用:130万円
ウェブサイト作成:20万円
運営スタッフ人件費:100万円
リターン制作・送付費用:200万円
クラウドファンディング手数料:50万円
【リターン紹介】
A:バッジセット ¥3,000
お礼メール
ブリキバッジ 3個セット ※色はお選び頂けません
KNOW OUR POWERのグラフ