ご挨拶
はじめまして、私は愛知県の山間部にある東栄町で創業140年の旅館『大崎屋』を営んでいます。
現在は後継者の五代目の大林勝敏が振草川の鮎、奥三河産ジビエ、錦爽鶏といった地元の食材を使った料理を提供しています。
大正末期から昭和初期にかけては町内の伝統的な祭り重要無形文化財『花祭』を研究する、渋沢敬三、早川孝太郎、柳田国男、折口信夫等の民俗学者の常宿であり町も店も賑わっていました。
現在は町は過疎化し店も家族経営の小さな宿ですが、前述した花祭や振草川の鮎を目的としたお客様や多くの町民に支えられて140年、5代目まで継続してまいりました。
しかしコロナのまん延で当館も来客が減少し、経営状態は良くありません。
そんな中で少しでもお客様との繋がりができるように本プロジェクトを立ち上げました。
商品のこだわり
振草川の鮎は清流めぐり利き鮎会でグランプリ1回、準グランプリ2回の受賞歴があり高い評価を受けている鮎です。
また栄養面で注目されているジビエも奥三河で獲れた鹿を地元食材として鮎とともに使用しています。(現在、猪は豚コレラの影響で提供できません。)
それをご自宅で手軽に味わえるように商品を開発しました。香り高く美味しい振草川の鮎と奥三河産の鹿をいつでもどこでも味わっていただけたらと思います。
大崎屋から見た振草川
リターンのご紹介
今回は二種類のリターンをご用意しました。
クラウドファンディングでは送料込でご購入いただけます。
① 5,000円 振草川産天然鮎の甘露煮、鮎御飯の素、奥三河産鹿のしぐれ煮の各二個セット
② 10,000円 振草川産天然鮎の鮎の塩焼き5本
+1のセット(鮎の甘露煮、鮎御飯の素、奥三河産鹿のしぐれ煮の各二個セット)
塩焼きは通常当店では発送していないクラウドファンディング特別商品です。(サイズは20㎝ほど)
※甘露煮100g 定価:1,500円、鮎御飯の素 定価:750円、鹿のしぐれ煮 定価:550円
発送お届けは応募期間終了から生産するため8月中旬から9月上旬になります。
プロジェクトで実現したいこと
今年の振草川は釣果も良く例年以上に釣り師から鮎を買い取っています。
しかしコロナ禍で客足が伸びず加工品に回す量が多くなり鮎を買い取るだけ経費がかさんでいくのが現状です。
東栄町には現状、常時鮎を買取る店が当店しかなく買取を止めることが釣り人の減少に直結するため買取をやめることは考えられません。(もう一店舗ありますが現在は買取中止中)
このプロジェクトで加工品を買っていただくことでコロナ禍で東栄町まで来ることを躊躇するお客様には自宅で楽しんでいただき、今まで振草川の鮎や東栄町を知らなかったお客様には振草川の鮎を味わって知っていただき、このクラウドファンディングをきっかけにワクチン接種やコロナ禍の終息後に東栄町まで鮎を食べに来ていただける、一歩になればいいと思っています。
資金の使い道
集めた支援金は今後、新しい鮎の加工品の開発費用、鮎の買取費用、鮎の買取に必要な生簀等備品の購入、修繕費用、CAMPFIRE決済手数料に使用させていただきます。
最後に
鮎の加工品を商品化したのは10年ほど前でした。
きっかけは、まだ振草川の鮎がグランプリを受賞する前
地元の鮎釣り名人の友人と何気なく話した「振草川の鮎を日本一の鮎にしたい、僕が釣ってくるから加工品作ってよ!」という会話でした。
振草川の鮎は201