【プロジェクトの背景】
はじめまして。たい焼き甘味処「おめでたい」と申します。お読みいただきありがとうございます。
このたび、クラウドファンディングを実施いたします。
当店は2020年4月にオープンしました。その直後にコロナ禍による第1回目の緊急事態宣言が発令され、海外からの旅行者が居なくなり、近隣のオフィスビルで働く人達の多くが在宅ワークとなり、お客様が激減しました。
その状況でも、障がいのある人の自立を支援したいと思い、積極的に採用してきました。今では障がいのある人がスタッフの半数以上を占めています。
そんなスタッフが生き生きと働く環境を作りたい!
可能性に溢れたスタッフの貴重な時間を無駄にしないために、何とかお客様を増やそうと工夫してきました。
デリバリーサービスの導入。
近隣広場にポスターの掲示。
広場でのキッチンカー。
そして、
当店名物、たい焼き機で作るホットサンドも開発しました。
工夫を重ねながらの一年。
リピートしてくださるお客様が増えているものの、まだまだお仕事が少ないのが現状です。スタッフは皆、働く意欲があり、もっと仕事をしたくてウズウズしています。
そんなスタッフに、「たい焼き」を作ることで、お客様の幸せに繋がる仕事を体感してもらいたい。だからもっと仕事が欲しい。何とかしたい!
そんな想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
【プロジェクトで実現したいこと】
障がいのあるスタッフが心を込めて「たい焼き」を1000匹焼いて、コロナ最前線で奮闘している医療従事者の方々へ直接お届けします!
※たい焼きは、感染対策を徹底して医療従事者へ直接お届けにまいります。
(寄贈先:なにわ生野病院、他)
※たい焼きの一部は、障がいのある先輩方が活躍している姿を伝えるために、障がい者支援センターへもお届けします。
(寄贈先:大阪市障がい者就業・生活支援センター、他)
※寄贈先は今後増やしていく予定です。
※お届けのレポートはその都度配信いたします。
【プロジェクトの目的】
①障がいのあるスタッフが、沢山の仕事を経験することで自信をつけ、どこにいっても必要とされる「人財」に成長すること。
②新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息を願って日夜奮闘されている医療従事者の方々に「たい焼き」をお届けし、癒しを感じてひとときでも笑顔になっていただきたい。
【自慢のスタッフ紹介】
《Kくん》
障がいがあり、前職では洗い場以外したことがありませんでした。初めてここに来た日は、包丁を握る事もできませんでした。
それでも真面目に取り組む姿勢が人一倍強く、毎日毎日繰り返すことで、5か月経った今は、助け無しに自分でできるようになりました。
「たい焼き」を焼くのも、接客も、うまくいかない経験を沢山しましたが、何度も何度もチャレンジすることで、うまくできるようになりました。
彼の素晴らしいところは、他のスタッフが時間を忘れていても、落ち着いていて、時間になると「掃除します!」と率先して行動してくれるところです。
★Kくんのコメント
「最初は調理や接客など、経験がない仕事を任されるという事で不安がありましたが、オーナーや店長から『どうしても接客が無理だったら、周りがサポートするので大丈夫だから』の配慮の一言で、やってみようと決心しました。
『いらっしゃいませ』や『ありがとうございました』などのひとことから始まり、不安だったレジ打ちも今では問題なく出来るようになりました。
たい焼きを焼くことも最初は形が崩れたり、たい焼きから餡が出てい