沖縄コーヒー農家の新たな挑戦!コーヒー農園に世界とつながれる拠点をつくりたい!

沖縄コーヒー農家の新たな挑戦!コーヒー農園に世界とつながれる拠点をつくりたい!
沖縄とコーヒーを愛する世界中の人がつながれる場所として、名護のコーヒー農園に『収穫・焙煎体験・カフェ・キャンプ』が楽しめる新しいフィールドを作ります。沖縄県産コーヒーが新たな産業・文化として根付いていく未来を夢見て、その魅力を五感で楽しめる拠点づくりのプロジェクトです!ご支援、宜しくお願い致します!

皆さま、初めまして。

中山コーヒー園でコーヒー栽培をしています岸本辰巳と申します。
中山コーヒー園は、8年前に耕作放棄地を開墾しコーヒーを植えてスタートしました。現在は4名で運営しており、私は主にコーヒー栽培から豆の精製・出荷までを担当、農園整備と観光の受け入れを宮里強と小泉伸弥が担当、併設するハーブガーデンを由居広海が担当しております。

中山コーヒー園の紹介

沖縄県は、コーヒーベルトの北限と言われており、沖縄のコーヒーノキの栽培は、100年ほど前にスタートしたと言われています。コーヒーが収穫できるまでには、苗づくりで1年、定植してから3年ほどかかります。中山コーヒー園は、まず300本のコーヒーを植えたところからスタートしました。台風に悩まされながらも、徐々に開墾地を広げ、現在10,000坪に約2,500本を植え、今シーズンは年間1トン強のコーヒーチェリー、約150kgの生豆が収穫できるようになりました。来年度以降、収穫期を迎えるコーヒーノキも増えてくるので、生産量は増えていく予定です。

中山コーヒー園&ハーブガーデンがある豊かな自然環境。
この農園には、ヒカゲヘゴやシダが生い茂り、野鳥や蝶などが飛び回る、亜熱帯の自然豊かなやんばるの山の中にあります。コーヒーノキは、この森の傾斜や谷間を利用し、防風林を整備して、台風の影響を受けにくい環境で、自然に近い環境で育てており、農薬は一切使用しておりません。

(やんばるは、漢字で書くと「山原」。山深く自然が多いという意味 。本島北部エリアを指します。)

中山コーヒー園は沖縄コンベンションビューロー Be.okinawaポスターの撮影でも使われました。その時の記事のURLはこちらです。(英語サイトです。)Be.okinawa
▼ここだからできる国産・沖縄県産コーヒー豆

コーヒーの生産地と聞くと何となく「赤道近くの熱帯エリア」とイメージする方が多いかもしれませんね。沖縄県は日本の中で唯一亜熱帯気候地域に属しており、ハウス内で加温することなく、路地栽培が可能です。近年、沖縄のコーヒーは、農家さんの徹底した品質管理と精製方法の工夫により、高く評価されてきており、今や国内外のロースターやコーヒー好きから注目を集めています。

▼収穫は一粒一粒の状態を見極めながら手摘みで。

コーヒーは収穫時の熟度や、乾燥までのプロセスにより味わいが大きく変わります。我々は、コーヒーが本来持っている甘さや果実感を最大限感じてもらえるように、一粒一粒丁寧に、糖度20度以上の完熟したチェリーのみを手摘みし、「ナチュラル」という精製方法で、チェリーのままじっくりと低温発酵・乾燥させています。

育てている品種は、ムンドヌーボ(ムンドノーボ)赤・黄色、ティピカがメインで、その他の品種も色々と試験栽培しています。そのコーヒーの味は、Qグレーダーを持つコーヒー専門家からも、「スペシャリティーコーヒーの基準を十分に満たしている」と、高い評価をいただいております。いくつか今回の返礼品としてご用意しておりますので、ご賞味いただけたらと思います。(でも、一番のオススメは、農園で飲んで頂く事です!)

今回、このクライドファンディングでは、コーヒー園にカフェラウンジスペース、キャンプスペース、リラクゼーションスペースの整備のために立ち上げさせていただきました。

その背景を少しご説明させていただきます。
これまで一人の農家として、高品質なコーヒーをつくろうと、栽培に向き合ってきましたが、コーヒーが収穫できるようになると、コーヒー