獣害に苦しむ春来に収穫と喜びの笑顔を取り戻すための力を貸してください!

獣害に苦しむ春来に収穫と喜びの笑顔を取り戻すための力を貸してください!
集落直営のお蕎麦屋さん「てっぺん」で有名な春来は、人口減少・高齢化に加え獣害が深刻な課題。せめて体が動くうちは「先祖代々の農地を守りたい」と農業に励んでいますが、自慢の美味しい蕎麦やお米、農作物が満足に収穫できない状況に。失われつつある収穫と喜びの笑顔を取り戻すために、春来集落が立ち上がります!

来集落の目指す本来の「目標」は、厳しいけれど豊かな自然に囲まれた「みんなの自慢」である春来の魅力を発信し、50年後も集落を存続させるために、より多くの皆さんとの関わりを生み、地域を守っていくことです。

春来集落はこのプロジェクトをきっかけに、以下のことに挑戦していきます。
③「そばだけじゃない」自然豊かで、美味しい農産物にあふれた「春来」の良さをPRしたい

春来の農産物は「そば」だけではありません。お米が感動的に美味しいです!

てっぺん(峠)の集落なので、標高が高くて一番きれいな山水を使ってお米づくりができます。気温の高低差が大きく、さらにこの地域は「第三紀層地すべり」であり、この粘土質の土壌がとても食味のよいお米づくりに適しているといわれています。

詳しくは↓資料を読んでください。

美方郡の棚田・地すべり・米づくり 地すべりのお米は美味しい! 

そのほかにも、地域の高齢者がまごころ込めて栽培されている自家用のお野菜も絶品です!

夜は真っ暗な春来。きれいな空気と豊かな自然。満点の星空も自慢の一つです。

④ 「春」が「来る」のを待つ村。山菜をもう一度みんなでわかちあう!

「春来」は昔は「春木」という漢字だったそうです。元々椿原という地名一帯を開拓して村を作ったので「椿」の字を2字にして春木としたと言われています。

のちに春が来るのを待ちわびて「木」を「来」としたそうです。

長く厳しい冬を耐えて「春が来るのを待つ村」 とても素敵な名前です!

しかし、最近春の到来を示す「山菜」がシカの被害により壊滅の危機であることは↑で述べたとおり。

今回のプロジェクトは「農地を守る」ことを当面の目的にしていますが、今回をきっかけに地域全体で獣害を克服して、山菜を復興させたいという夢が膨らみます。

タラの芽、コシアブラ、フキノトウ、ウド、ユキノシタ、わらび、ぜんまい、こごみ、スイバ、イタドリ、フキ、ヨモギ、タケノコ ・・・

奥深い山に囲まれた春来には、本来は魅力的な山菜がたくさんあります。

「春」が「来る」のを待つ村で「山菜」の香りを、地域内外のみんなでわかちあう。

もう一度そんな日々を取り戻すために、立ち上がります!

⑤ 「みんなの自慢」の春来を未来に継承したい(そのための関係人口を創る!)

春来区の目指す「目標」は、豊かな自然に囲まれた「みんなの自慢」である春来を未来へ継承できる村づくりです。

今回のプロジェクトをきっかけに、「獣害から守れる農地」とその方法を実証できれば、美味しい地元産のそばやお米の生産拡大が可能となり、耕作放棄地の解消につなげていきます。

また同時に、春来の魅力を地域外に積極的に発信し、豊かな地域を守っていこうとする活動に共感してくださった皆様に対して、さまざまな支援や関わりの場づくりを行っていきます。

総務省「関係人口ポータルサイト」より引用

「関係人口」とは、総務省によれば、『移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。』とあります。

今後春来区でも、担い手不足となっている集落の維持活動や耕作放棄地の再生に協力し、さらには地域活性化にまで貢献してくれる「関係人口」を創出・拡大していくために様々な活動