「オンラインファームツアー」という新しい形の校外学習を全国の小学校に届けたい!

「オンラインファームツアー」という新しい形の校外学習を全国の小学校に届けたい!
オンラインファームツアーは、北海道の本物の食の生産現場をオンラインでリアルタイムにつなぐ新しいガイドツアーです。コロナの影響が長引く中、先生からのご相談が増えていますが、学校の予算では実施費用が賄えません。みなさんの力をお借りして、より多くの子ども達に農場とつながる機会を提供したいです!

アイスブレイク、農業クイズ、現場の先生との連携、事前に送付する資料や教材、それを配るタイミング…できるだけ体験的要素を折り込める工夫を続けています。

事前に、牛のエサを一人づつ袋に分けて(コロナ対策)学校へ。教室に牧場の香りが届きます。
(4)学校からの声

子どもたちは、「なめられてる!」「牛がおしっこした!」と大興奮。まるで現地を訪問したかのような感想をくれました。期待しつつも疑心暗鬼だった先生方も、子どもたちの様子にオンラインの可能性を感じて下さいました。
<子どもたちからの声>

<先生たちからの声>

・パワーポイントを使っての説明、中継、実物のエサを見るなど、どれもちょうど良く、こちらの活動も確認しながら進めてもらえて良かったです。

・移動中に説明を入れるなど工夫が感じられ、最後まで飽きずに見ることができました。

・ ニーズに合わせて、知識重視、ビジュアル重視などバランス調整もされていると思うので、内容についてはばっちりだと思っています。
5.なぜクラウドファンディングに挑戦するのか

(1)学校の課題

こうして授業で実施し始めたところ、全国、はたまた海外の先生たちからもご相談を頂くようになりました。でも学校には予算が十分にありません。子どもたちは、コロナの影響で校外学習なども実施できず、窮屈な中での授業を強いられています。先生たちの負担も大きくなっています。私たちも、少しでも子どもたちの力になりたいのですが、コロナの影響を大きく受け、コストを負担し続けることはできません。

校外学習の機会も減り、体験的な学習の機会を受けられない状況が続いています

(2)農業の課題

一方、農業界もコロナの影響で大きな打撃を受けています。特に国内生産の半数以上を占める小豆は、台風や不作が重なり作付けを増やしていたところにコロナで価格が下落しました。観光や人の交流が減り、お菓子の需要が激減したためです。酪農も、休校による学校給食用牛乳の停止に始まり、レストラン、ホテルなどの乳製品業務需要の低迷が続き、過剰在庫が続けば生乳廃棄が懸念されます。

小豆は春に蒔いて秋に収穫、酪農に至っては牛が乳を出すようになるまで約2年かかります。また、一度生産量を減らしてしまうと元に戻す事が難しい事も、農業の難しさです。

日本経済新聞 【国産小豆卸値が下落 コロナで和菓子などの需要減】

全国の小学校にオンラインファームツアーを広げることは 、農業にふれる新しい体験を提供し、未来の応援者を増やし、農業の問題に興味を持つきっかけとなるはずです。

(3)私たちの思い

生産現場を見て頂くことで「いただきますの心を育みたい」その一心で9年間事業を継続してきました。 自分たちのやりたい事を実現するためにご寄付頂くという概念が、未だ信じられない中ではありますが、その思いに共感してくれる人はいるはずだと背中を押していただき、今回の挑戦となります。

畑ガイドの価値に共感し、酪農を伝えたいと協力してくださる木村さん

もうオンライン教材できてるんですか⁉と真っ先に協力を申し出て下さった浅野牧場の達彦さんと直美さん

私たちは、農家さんたちにご協力いただき完成したプログラムを、新しい体験の機会を必要とする子どもたちに届けて行きたい!!この思いにご支援、応援いただければ幸いです。
6.資金の使い道

➀教材開発費 30万円(小学校3~6年生分/酪農・畑作)
・酪農研修、教材作成、動画の撮影と編集、無償で実施した授業の試行(約200名)

➁授業の実施費用 65万円 =