〈目次〉
1.はじめに
2.畑ガイドとは
3.オンラインでの挑戦
4.オンラインファームツアーという“新しい形の校外学習”を全国の小学校に届けたい
5.なぜクラウドファンディングに挑戦するのか
6.資金の使い道
7.リターン一覧
8.今後の予定
9.おわりに
☆「小学校の先生へ/先行エントリーのご案内」
1.はじめに
この度は、本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
私は、日本で初めて「畑ガイド」を始めた井田芙美子と申します。
北海道十勝地方で、約20名の仲間と共に、農業の生産現場と一般の方を結ぶガイドツアー「畑ガイドと行く農場ピクニック」を実施し、これまで1万人以上をご案内してきました。
羊飼い志望で十勝に移住した1980年生まれ。娘が3才と5才の時に起業して早9年。
食糧自給率1200%を超える日本の食料基地。1戸当たり平均耕作面積はディズニーランド程。
最近は、コロナを機に始めた「オンラインファームツアー」を取り入れたいと、全国、はたまた海外の先生たちからご相談を頂くようになりました。しかし学校には予算がなく、私たちもコロナの影響を大きく受け自分たちの力だけでは続けることができません。そこで、今回初めてクラウドファンディングに挑戦することにしました。
少し長いですが…下記お読みいただき、ご支援、応援、ご検討いただければ幸いです!
オンラインファームツアーの様子はこちら↑↑↑
オンラインファームツアー公式サイト
2.畑ガイドとは
畑ガイドは、観光客などの一般の方に農業を伝える仕事です。十勝で農業を学んでいるうちに、農産物だけでなく、その景観や、農産物を生み出す生産者さんたちそのものが素晴らしい資源だと感じるようになりました。でも、専業農家は忙しくて体験の提供は難しい。そこで観光という手段で事業として継続し、離れてしまった食卓と畑を結ぶ役割を担いたいと考えました。
忙しい農家さんに代わって、生産現場を畑ガイドが案内する、ありそうでなかった仕組み
十勝の畑の栽培歴を表現したパンフレット(日本文教出版・中学校1年生の教科書に掲載)
お客さまの多くは夏休みの首都圏からのご家族連れと東南アジアからのお客様だったため、2020年はコロナにより最大の危機を迎えました。
畑ガイドと行く農場ピクニック・来場者数(人)
3.オンラインでの挑戦
(1)「畑ガイドと行く農場ピクニック」をオンラインで提供してみました
コロナで休業しながらも何かできる事はないかと、今まで実施してきた「畑ガイドと行く農場ピクニック」をオンライン化してみました。人と畑を結び喜んでもらえた事で、自分たちの存在意義を再確認できました。事業化の目途はなかったけれど、スタッフのモチベーションの維持と能力向上のために継続すると決めました。
菜の花、小麦、じゃがいも、ナガイモ…。facebookライブ配信、Youtube配信と様々チャレンジし、最終的にzoomによるリアルタイム・クローズドなツアーが私たちに一番合っているとわかりました。
「オンライン」特有の、楽しませ方、伝え方を試行錯誤していきました。
(2)オンラインだからこそ、今までできなかった酪農の案内に挑戦
牧場の案内は、防疫対策の難しさや家畜のストレスの関係から実施を見合わせていました。でも、オンラインだからこそ見学できるのでは!?と、酪農の案内にも挑戦。今までは畑中心だったので、研修からのスタートです。搾乳の様子や通信環境の悪い室内設備等を伝