作った
究極の豚「国宝マロンポーク」を使っているので脂が口に残りません。
軟骨も入っていてコラーゲンたっぷり!
旨味が濃厚で口の中でとろけ、なおかつゼラチン質が豊富で女性にも大人気です。
日本に6頭しか存在しない究極の豚の希少で濃厚な部位で作る至高の生サラミです。
【豚肉で一番美味しい部位はウデ肉】
これを聞いたあなたはきっと「ウデ肉?そんな部位聞いたこともない・・・」
そう思うかも知れませんね。
それもそのはず、この部位は一般には出回らない部位だからです。
ですが、毎日豚の動きを観察し生体をチェックする長年豚肉の肥育に携わっている優秀な生産者は
最も運動量が多くアミノ酸値が高く旨味の詰まった部位と認めています。
人気部位のロースやバラ肉でこの料理を作ってもこの味わいは100%出せません。
なぜなら、ロースやバラは豚肉でも運動量の少ない部位で乳酸値が低く
ウデ肉と比べると圧倒的にアミノ酸が少ないので、濃厚さや奥の深いコクが出ません。
【プロの料理人でさえ使いたがらない厄介な部位】
日本ではトンカツ・生姜焼き・豚汁などの料理が人気で、一般に出回る部位はロース・バラ・モモを中心とした「柔らかい」「使いやすい」「脂の少ない」部位です。
ウデ肉は運動量が多く筋肉がしっかりした硬くて筋が多い部位で、同じ形で料理提供出来ないため大手の飲食店でも使われることがありません。
筋などが多く、肉の掃除(食べれる状態)に時間がかかるため小規模の飲食店でも挽肉にして利用しています。
食肉文化の浅い日本では人気部位以外の部位の有効活用の方法がまだまだ浸透していないのです。
たくさんの養豚家さんから豚肉を仕入れていますが、どの養豚家さんからも口を揃えて【ウデ肉を活用できませんか?】という相談を受けます。
『価値ある肉をどうにかして食べて頂きたい!』
『もっと有効に美味しく食べて頂く方法があるはず』
そんな想いを受けて、ウデ肉を美味しい料理に仕上がるため試作を重ねました。
【「フロマージュ・ド・テート」というシャリュキュトリー】
ウデ肉というのは、それほど使う人がいないということなんでしょう。
そんな中、フランス料理を勉強してきた僕はフランス料理のシャルキュトリというヨーロッパでは当たり前の料理にも目を向けました。
『フロマージュドテート』
という料理をご存知でしょうか?
豚の頭を煮込み、皮がもっているゼラチン質で
煮凝り状にして食べる料理ですが、これがなんとも美味しいのです。
フロマージュ(※フランス語でチーズ)という意味の理由が良く分かる料理で、口の中に入れるとゼラチンが溶けてチーズのような味わいや口どけになります。
この料理をベースにウデ肉やスネ肉の有効活用することを思いつきました。
スジの多いウデ肉やスネ肉に多く含まれるゼラチンを利用すればきっと「フロマージュ・・・」を超える料理ができるはず。
程よい塩加減にほろっと崩れるお肉、それを包み込むようにまとわりついているコラーゲン。
冷製でも口の中で溶けていく甘~~い脂。
「フロマージュ・ド・ジャレ」ウデ肉やスネ肉の利点を最大限に活用して生まれました。
今回ご紹介する「フロマージュ・ド・ジャレ」は 国宝マロンポークを使用して作りました。
こだわり抜き、手塩にかけて育て作りあげた究極の豚。
日本にはわずか4頭しか存在しません。(2021年現在)
豚肉とは思えないほどのコクと脂の口溶け。
ウデ肉の旨味は600日肥育した結果、更に旨味を増して他の豚