ない日があった」という回答する人も、東京・大阪どちらにも見られました。また、食事回数が3回でも、お昼はインスタントラーメンが増えた、肉や魚を買わなくなった等、食事の質が落ちているという回答も見られました。
現在、新型コロナウイルスの影響でひとり親がその日を生きるために続けてきた仕事から離れざるを得ない状況が多くみられます。ただでさえ就職に不利と言われているひとり親が、今の社会状況で仕事を見つけるのは本当に難しいことです。ひとり親家庭には悲しいことに、「必死で働けば何とかなるだろう」といった批判が付いて回ります。たしかに、心身ともに親子が健康ならば、必死で働き子どもを育てることは可能かもしれません。しかしそこに、「心または身体の病気」「障害」「介護」「子どもの障害や病気」「誰かの借金の返済」などひとつ、または複数の要素が追加されたらどうでしょうか。乳幼児がいて実家に頼れなかったり、子どもが4人もいる場合はどうでしょうか。ひとり親に限らず、人が困窮状態に陥るのは、複合したいくつかの要素が重なる場合が多いと言われています。そこへ「新型コロナ」が加わったら、ただでさえ困難を強いられている家庭は、金銭的にも精神的にも限界を迎え、その影響は子どもたちに及びます。
失業等の理由でグッドごはんの利用を希望する世帯が未だに増え続けています。最近は子どもの進学に伴う出費を理由に、食費をさらに切り詰め、不安を抱えている家庭が多く見受けられるようになりました。このような多くの家庭に、食品寄付を通じ、継続して支援をしていきたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
「グッドごはん」の食品配付が、緊急事態宣言延長に伴い、対面配付ではなく配送にしなければならなくなりました。配送費用は1世帯当たり約1,000円で、さらに配送に関わる梱包資材費(段ボール費など)や梱包用の送付状などの費用も必要となります。例えば5月は、約760世帯への食品の配送を予定しています。
この活動を通して定期的に食品の無料配付を行うことで、子どもの健やかな成長を支えています。配送に変更することで、配送料や梱包資材費などで対面の時よりも毎月100万円前後の支出増となる見込みです。それでも、この状況下でこそ食の支援を絶やさず、必要とする家庭に届ける必要があります。5月の配送では、食品を希望している約760世帯すべてへ食品を届けられるよう、支援します。
グッドごはんを利用できるのは、「ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)医療証」をお持ちで、利用登録をしている方です。
これまで、食品を受け取った利用者の方々からは、写真や絵、メッセージと様々な形で感謝の気持ちやお子さんの様子が届いています。
〇子どもたちからのメッセージ
〇食品を受け取った方からのメッセージ
「皆様のおかげで子供が”お腹空いた”と言わなくなりました。 子供が自分では買えない物も届きますのでワクワクして待っています。 」
「私が仕事で遅くなる日があっても、子供が自分でレトルトカレー等を温めて食べたり、とりあえずお菓子を食べたりして本当に助かっています。 」
「育ち盛りの娘たちに食べ物を我慢させるのは本当につらいです。買ってやれない甘い物が入っていると、本当に嬉しそうにしています。」
「食べ盛り3人の子供達と宝箱を開けた気持ちになりました。ありがとうございます。」
米、レトルト食品、調味料、お菓子などを送っています。
応援メッセージ
2020年から国内子どもスポンサーとして「グッドごはん」事業を応援してくださっ