この度、舞台『脳漿炸裂ガール2』制作委員会の代表と、同作品のプロデュースを務めております IZAM と申します。
Twitter : https://twitter.com/IZAM_official
Instagram : http://www.instagram.com/izam_official_/
昨年3月頃より音楽業界に続き、私が本腰を入れて10年以上携わってきております愛すべき演劇界もコロナウイルス感染拡大の被害から公演自体の延期や中止が相次ぎました。
その辛い時期を乗り越え、やっとの思いで少しづつ昨年より公演の再開をいたしました。
少し遡りましてお話しさせていただきます。
我々はコロナウイルスが蔓延する以前も沢山の舞台作品を創ってまいりました。
多い時には、年間10作品ほど・・・
その中でも、2019年夏にシリーズの第一弾 舞台『脳漿炸裂ガール-人間動物園-』はお陰様で大好評にて幕を閉じることが出来た思い出深い作品です。
※注.) 上記映像は前回の公演のものです。
そして、本来ならば2020年夏に同作品の続編を上演する予定で劇場やキャスティングを行なっておりました。
しかし、世間では流行中のウイルスの詳細がまだまだ不明だったり、舞台を上演するという事に対して風当たりが強い時期だったという事もあり、断腸の思いで延期を決定致しました。
その延期した作品が、この度上演致しますシリーズ第二弾、『脳漿炸裂ガール2〜俗物奇行〜Anarchy in the Journey』です。
まずは、ご存知ない方にもご説明させて頂きます。
ボカロ楽曲製作者の『れるりり』さんの代表曲の一つ。
これまでに他のボカロPの方々ともコラボされて○○○○ガールという様々なキャラクターのタイトルで多数の楽曲を発表されています。 YouTube配信で日本のみならず世界でも火がついていき、これまでにCD化してアルバムなども発売されております。
私はこの楽曲たちが好きでその音楽曲を元に沢山のキャラクターが出てくるオリジナル舞台を創りたいと思い、版権元の社長様にお願いをし、許諾をいただいた足で 川尻恵太(SUGARBOY)氏に脚本をお願いし、プロデュースと演出は私が担当し舞台化をいたしました。 そこで、この舞台には元々の楽曲があるので実際に各キャラクターのイメージ曲を歌って、踊ってと生でのLIVEも取り込みステージと客席の一体感で大いに盛り上がりました。
当時は、アニメからの舞台化はあれど、音楽曲からの舞台化はなかなか類を見ない試みだと評価をいただき、お客様も大変喜んで頂きました。
この作品では音楽もさることながら歌詞が持つ刹那具合をとても感じたので、信頼の置ける照明担当スタッフ様や音響スタッフ様にご協力をいただき、舞台照明の色味や調合具合、そして音にもこだわり、世界観を照明や音でも表現し刹那の中にある美しさをテーマに演出をさせていただきました。
私はどの作品でも出演者が男女ともに関係なく、舞台では完全なる非現実的かつ独創的な世界観を観る者全てに感じていただきたく、五感の全てを刺激できるような舞台作品を創りたく精進しております。
しかし、昨年春ごろより感染拡大していった新型コロナウイルスの猛威はいまだに収まる目処が立っていない状況です。
度重なる緊急事態宣言でこれまでと変わらず、お客様を全座席の半数しか入場させることが許されないこと、時には その半分もお客様にご来場いただけない状況から本来では考えられない程の大打撃を受け続けておりま