用いただけるようRMS CAMPER RENTALがキャンピングカーを購入し「レンタカー」として皆さんにお貸出ししています。
プロジェクトをやろうと思った理由
自分たちが最高にかっこいいと思うキャンピングバンをみんなに使ってもらい、その楽しさを沢山の仲間に共有してほしい!という思いから、このプロジェクトが始まりました。
【きっかけ】
これまで私たちは海外製キャンピングカーを輸入販売店から購入し、そのままレンタカーとして提供してきました。
あるとき、欧米のキャンピングバンでのバンライフが目に留まり検索して調べてみたところ、いままで日本で売っていない、見たことがないようなかっこいいキャンピングバンが次から次に登場しているではありませんか!一体どこの有名ビルダーが作っているんだろう?とさらに検索を進めると。。。
なんと、欧米ではユーザー自身がDIYでキャンピングバンを架装していたのです!
じゃあそんなことなら、最高にかっこいいキャンピングバンを自分たちで作ってしまえっ!ということで、後部座席が空洞のままのメルセデスベンツの新型スプリンターを購入、早速製作に取り掛かることにしました。
VAN DIRECTION 「SPRINTER(メルセデスベンツベース)」の製作と特徴
【キャンピングバン架装への着手】
まずは内装の設計から着手。日本にはキャンピングカー架装の設計から改造まで請け負ってくれる専門業者さんはいます。しかし近年の未曽有のキャンピングカーブームで専門業者さんは生産が注文に追いつかないくらい忙しくとても製作を請け負ってくれる様子ではありません。
じゃあ、ということで、あえてキャンピングカー架装の経験のない美容院や飲食店舗のデザイン経験豊富なデザイナーに仲間に入ってもらい、従来のキャンピングカーの雰囲気にはないカジュアルなイメージの内装を手掛けてもらいました。
キャンピングカー独特の架装部分については日ごろ修理メインテナンスでお世話になっているベントラ専門店にご協力をいただきました。
【各種機能】
トイレシャワー室はなし。日本ではコンビニや温泉または道の駅などが充実。あえて車内を狭くしてまでトイレシャワー室を設置する必要はないと考えました。
その代わりその空いたスペースを、足がしっかり延ばして寝れる180㎝長のベッドスペースや広々としたL字型キッチンカウンタースペースに活用しました。
キッチンには沢山の収納や冷蔵庫を備え、コンロを使用する壁には紺色のおしゃれなタイルを張り、耐熱対策とおしゃれなインテリアデザインの両方を満たしました。
壁は白木、天井はカジュアルな濃いブラウン系の木で仕上げ、ナチュラルな色づかいでとても落ち着いた空間に仕上がりました。
なお、足元にはバックライトを設置し、天井ランプを消した後でもうっすらとした明かりがぼんやり空間に広がり、とてもおしゃれで落ち着いた雰囲気を味わえるよう工夫しました。
屋根にはソーラー発電パネルとキャリアーを設置。
サイドに取り付けられたオーニングはアウトドアライフにはとっても便利です。
高い車高にラダーを付け、がっちりした足回りの外観はとてもワイルドで力強くインパクトあります。
左ハンドルですが、車幅199㎝なので公道での運転ストレスはさほど感じません。
コントロールパネルがスマホと連携しています。例えばiPhoneのCarplayアプリを使えば、地図アプリのナビ画面をパネルに表示できたり、スマホに届いたLINEメッセージを自動音声で読み上げることもできたり