社会貢献は自分の資金を使ってやるのが筋だと思うのです。
自分が希望して起業するという選択をしておきながら、選ばなかったほうの選択肢も叶えたいと思うのは、少々厚かましいのではないか、という思いがあるのです。
一度は、私のブログを見たクラウドファンディングの会社の方から、
「プロジェクトを立ち上げてみませんか?」
とお誘いいただいたこともありましたが、そういう理由から、そのときは辞退しました。
その後、推理小説ではありませんが、数冊の書籍制作に手掛けました。
これらの書籍も、電子出版です。
そして2021年1月、提携するマジシャンたちと、クラウドファンディングを立ち上げる流れができました。
先述した、1度目のプロジェクトです。
この1度目のプロジェクトのリターンとして、上述した書籍作品をラインナップしたところ、意外にも、マジシャンの出張やオンラインショーやマジック動画などよりもよく売れる、という結果になりました。本当に意外でした。
この結果を受けて、私は、今このタイミングこそが、書店流通出版のタイミングなのだと思ったのです。
「今だ!」と思う理由がいくつも重なり、そして、二の足を踏んでいたプロジェクト企画に、重い腰を上げる決断をしました。
一度目のプロジェクトで、「エンタメは大切なもの」というコメントをたくさんいただいたことも、私の背中を押してくれました。
多くの人に「読むエンタメ」をお届けしたい、という気持ちも強くなりました。
そして私は、以前から繋がりのあった幻冬舎に自費出版の相談をしました。
クラウドファンディングで資金調達をすることを告げ、『遺産配分』のファイルを送って出版における見積もりをもらい、プロジェクト達成時の出版までのスケジュールの確認をしました。
これで、このプロジェクトを立ち上げる条件が整いました。
自費出版とは
ところで、「自費出版」という言葉の意味は広いです。
①原稿用紙やwordファイルに文章を書いて作品にする
②作品を電子書籍として販売する
③作品を印刷して製本する
④製本したものを販売する
⑤書店に流通させる
一般に②~⑤を「自費出版」と呼ぶと思いますが、場合によっては①も「自費出版」と呼ぶかもしれません。
本プロジェクトの対象作品である『遺産配分』は、すでに④までは実現しています。
そして、⑤の実現に向けて、本プロジェクトは動いています。
リターンについて
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額に満たない場合、全額をご返金いたします。
その場合、リターンのお届けもございませんので、ご了承ください。
お届けできる場合は、下記のような書籍となります。
著作名:遺産配分(仮)
著者名:廣木涼
版型:四六版
仕様:並製
色数:本文1色、カバー4色、帯2色、表紙1色、飾り扉1色
ページ数:432ページ以内
発行:株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング
発売:株式会社 幻冬舎
ただ、物質としての書籍をお届けするのはオマケのようなもので、ひとつの作品を世に出した経験、一冊の書籍を流通させた体験、というのが真の意味でのリターンになると思っております。
支援者限定の活動報告にて、そういった情報をお伝えしていく予定です。
他では決して得られない貴重な情報が、たくさん出てくることと思います。
また、私と同じように自費出版をしたい人のための詳細情報レポートや、作品を作りたい人のためのお手伝いなども、リターンにラインナップいたしました。
実施スケジュール
2021年4月-5月 フ