【地方創生】八重山諸島でゆいまーる、離島の暮らしを支えたい!

【地方創生】八重山諸島でゆいまーる、離島の暮らしを支えたい!
「コロナで石垣島に買い物に来るのがこわいさ~、誰か代わりに買ってくれんかね~」こんな言葉から始まったプロジェクト! ここ石垣島は八重山諸島の貿易の中心地。食料や生活必需品を求め離島から船に乗り石垣島にやってくる買い物難民を救いたい!

けながら荷物を丁寧に数人がかりで載せます】

離島配送は買ったものを自分で持ち歩かなくてもいいという利点がありますが、問題点もあります。それは、店舗まで来て商品を買わなければ、商品を配送できないことです。

島の人々は往復の船代、港から各スーパーへの交通費、加えて半日以上の時間を使い石垣島にやってきます。離島に住む人々は常に買い物難民状態、または買い物疲れの状況にあると言えます。

また、離島から注文できるネットスーパーもありますが、買い物客は複数のスーパーを利用したかったり、そもそも配送を行っていない島もあることから、ニーズに対して完全には応えることができていない状況があります。

これらの事情から、2021年1月の緊急事態宣言下でも買い物客がゼロになることはなく、1日100箱を軽く超える荷物が離島ターミナルから船積みされています。

【約30便ある出港数の、1便だけでもこれだけの荷物に】

離島から買い物に来ているお客様は、

「石垣島はとても人が多い」
「ウイルスを島に持って帰りたくない」
「仕方ないけど方法がない」

と口にします。
行きも帰りも船は密状態。触れる物全てに注意を払い、行き交う人々とも距離を取らなくてはいけない。予防をしたからといって絶対に感染していないとは言い切れない。

でも、石垣島まで買い物に来なければいけない。

【西表島のパイン畑】

畑で一緒に汗を流した叔父さんも西表島に住んでいます。コロナ禍で「買い物を楽にする方法は?」と考えていた頃、私は今田さんと出会いました。

今田さんは観光業に従事しており、コロナの影響を受け本業で生活できなくなった1人です。お互いに離島に住んだ経験があることから「離島の人々の買い物事情」について話し合う日々を重ねました。

一時的でなく、持続可能で、誰も損をしない、みんなが笑顔になれる仕組みはないだろうか? 現場を知っている私たちだからこそできる解決策をなんとか導き出し、まずは始めてみようと2人でエンジンをかけました。

【石垣島にて会社設立の書類を投函しました】

会社設立は初めての私たちですが 八重山地域全体のため離島支援プロジェクトをみんなと実現したい!という強い気持ちが今も私たちを動かし続けているのです。

ゆいまーるとは、沖縄の言葉で「助け合う」「共同作業」「一緒にがんばろう」といった意味があります。ゆいまーる便は自宅からインターネットや電話で注文ができ、スーパーを指名(※対応店舗のみ)して買い物をすることもできます。

家電、食品、日用品などは特売品などをリサーチしてお得に購入、発送いたします。別々のスーパーで買うと別々に梱包され船に積む荷物数が多くなってしまう問題を、ゆいまーる便で商品をまとめて購入し梱包することで、船積み運賃を安く抑えられます。

島産の野菜・生鮮も買いやすくなり「いつも石垣島に来て買っていたお店の商品」もまとめてお届け。既存のネットスーパーが未対応の島にも配送します! 

【モニター様にご協力頂き、実際にシステムを稼働させています】
1.コロナに感染する不安を減らせる

離島からの買い物客は、多い人は週に2~3度、石垣島へ来てスーパーの買いまわりをします。感染の心配もありますが、ゆいまーる便を使うことで不安を減らすことができます。

この先、石垣島に観光で人が増えたとしても、不安や影響を最小限に抑えることができるのです。

【離島ターミナルの景色】
2.高齢者やインターネットが不慣れな人も利用できる

ゆいまーる便では各島に代理担当者をもうけ、