この度はたくさんの中プロジェクトの中から、私たちに興味を持っていただきありがとうございます!
はじめまして!平良匡(たいらまさし)と申します。
趣味はダーツ、アウトドア、映画、体力無いけど運動好きな石垣島生まれの37歳です。
私は日本最南端の高校、八重山商工高等学校(電気科)を卒業後、成田空港の保安会社に就職しました。
千葉の暮らしは物も娯楽も豊富にあり楽しい10年間でしたが、故郷を思う気持ちが次第につのってゆきました。
そんな折、西表島に住むパイン農家の父から畑の仕事に誘われ、今から10年程前に帰郷しました。しばらく父と農家をした後、通信会社、水道配管業を経て、現在は量販店の離島配送部門で日々、離島の人々と接しています。
現在、コロナウイルスにより世界中の方々が苦しい思いをしています。八重山諸島でも観光業界や飲食店に携わる方々だけでなく、島に暮らす人々も苦しい状況にあることを身をもって感じる日々です。
島に住む人々の問題を解決するため、私たちは2021年3月「てぃだくくる合同会社」を設立しました。沖縄の言葉で、てぃだは太陽、くくるは心という意味です。
「みなさんを太陽のように温かく包み込み、心から支えたい」という気持ちを込めて名付けました。最後までお読みいただけましたら幸いです!
こんにちは!
人を笑わせることが大好きな和歌山県出身、今田敦之(いまだあつゆき)と申します。
私は27才で竹富島に移住しました。和牛牧場の仕事をしたのち石垣島に渡り、15年以上住んでいます。
これまでに携わった仕事は新空港建設、ゲストハウス管理人、農業、林業などです。
私は実際に離島に住んでいた経験から「買い物が大変」と感じる島の人々の気持ちがとってもわかります。竹富島で生活をしていた頃は月に2、3回石垣島に行き、買い溜めをするのが日常でした。また、石垣島に来ても足がなく、時間とお金をかけてスーパーを回っていました。
コロナウイルスの状況には大きな衝撃がありました。島の集落ではみんな大きな家族のような暮らしです。もし「感染者になってしまったら」それはもう大変なことです! 絶対に避けたい。
島に住むということは、街で暮らすこととは比べものにはならない大変さがあるのです。
私はこの事業を進めることで、島の人々が「安心して」「時間を確保しながら」「楽しい」毎日を送れるようになると確信しています。
八重山諸島は石垣島、竹富島、西表島、新城島、黒島、小浜島、鳩間島、波照間島、与那国島などの美しい島々の総称です。
八重山諸島最西端の与那国島から台湾までは111km、八重山諸島は日本の中心から最も離れた自治体です。
八重山の玄関口となっている石垣島は東京から1,956 kmの場所にあります。ちなみに、同じ県ですが石垣島は那覇からも411kmも離れています(およそ東京~大阪の距離)。
石垣島には大型スーパー、病院、多くの飲食店、アミューズメント施設などがあり、離島に住む人々は日常的に石垣島へ行き、観光客と同じ船や飛行機を利用しています。
【観光客と島民が混ざって船を待つ毎日の風景】
私たち、平良と今田は石垣島の大手量販店の「離島配送部門」で働いています。離島配送とは、店舗で買ったお客様の商品を管理、梱包、離島ターミナルまで運び、船に積みこむ仕事です。荷物は船で各島の港まで運ばれます。
離島配送は島が多い八重山ならではの全国でも珍しいシステムです。多くの島民に利用され、各店あわせ毎日何100箱も配送しています。
【海に落ちないよう気を付