タンザニアの貧困解決のため、小規模農家100人とビジネスを始めたい!!

タンザニアの貧困解決のため、小規模農家100人とビジネスを始めたい!!
【ネクストゴール挑戦中!!】タンザニアの貧困解決のため、『現地の小規模農家さん100人と一緒に農業を行い収入向上を実現する新しいビジネス』を始めます!そのための資材購入費をどうかご支援いただけないでしょうか!よろしくお願いいたします。

ていくことができれば、継続的に行うことができます。

「これだ!これを本気で進めていこう!」

そう話し合った僕たちは事業準備をはじめました。

リモートでタンザニアの仲間と毎週打合せをしています

しかし、僕たちにはビジネスとして事業を作り回していくスキルが圧倒的に不足していました。

そこで、代表の岡本は東京大学が提供する起業支援コースFound Xを受講しました。

そこではお客さん(=タンザニアの農家さん)の真のニーズを理解することの重要性、財務政策、スタートアップとしての動き方など、本当に多くのことを吸収しました。

そして、15名の農家さんとのトライアルを経て、2020年12月にWATATU株式会社を設立、本格的な事業拡大を目指すことになりました。

僕たちが活動するタンザニアは、アフリカの東に位置する約120の部族からなる国です。国民の半分ずつをキリスト教とイスラム教が占めていますが、独立以降特に内戦もなく情勢が安定しています。

また、自然が豊かで、ライオンや象など多くの野生動物たちが住んでおり、映画ライオンキングの舞台とも言われています。

人びとは、部族が異なってもスワヒリ語を共通語として話し、皆同じタンザニア人なのだという共同体の意識が強い国です。

例えば、赤ちゃん連を連れたお母さんがバスに乗ると、他の乗客は必ず赤ちゃんを受け取り、座席に座っている人の安全な膝の上に寝かせます。赤ちゃんを渡された乗客は誰であっても、知らない人の赤ちゃんを膝の上に抱いて温かく見守ります。
僕たち客人に対しても、この様にとても優しく迎え入れてくれます。

村を訪れるとたくさんの笑顔で招き入れてくれます

子どもをお風呂に入れるお母さん

村の会議が2時間遅れて始まるのは当たり前。
遅れた人が悪げもなくひょっこり笑顔で現れる姿に愛らしささえ感じます。

タンザニア国民の約7割が農家であり、そのほとんどが自らの土地を持たない小作農です。
10万円程度の年間所得(※)に対して農業はとても重要な位置を占めています。

※一人当たり国民総所得:2019年世界銀行のデータより
(公務員など定職がある人はもっと多くなります)

ここで3つの大きな問題があります。
1.資金が不足している

タンザニアの農民は、農業を始めたくても土地や資材を用意するための十分な資金がありません。また、銀行やマイクロファイナンス機関(※)から融資を受けようとしても、家や畑などの担保にするものがないため融資を受けることができません。

※マイクロファイナンス機関とは、銀行がサービスを提供できない貧困層向けに、少額の事業用融資を提供する金融機関です。

2.マーケットへのアクセスが不十分 

僻地に住む農家さんの多くは作物を買ってくれるマーケットに届ける手段を持っていません。また、適切な保管設備もないため、せっかく作った作物もネズミに食べられたり、カビが生えたりして価値が落ちてしまいます。

3.農業技術がない(機械化の遅れ+体系的農業知識の不足)

タンザニアの農家さんは実は普通の日本人よりも農業のノウハウを持っています。
一方で、機械化が遅れていることや、体系的な農業知識がなく長年の勘に頼っていることなどが足かせとなり、農業の効率化にはまだまだ改善できる余地があります。

これらが原因で、年間の主な収入源である農業で十分な収入を得ることが難しく、貧困のスパイラルに陥っています。

時には、家族の病気や事故などの突発的な事件が起きてしまうと、少ない所持金が更に少なくなってしまい